日本発!高品質冷凍寿司のアメリカ進出
近年、日本食への関心が高まる中で、冷凍寿司の海外市場進出が活発化しています。そんな中、デイブレイク株式会社とセイノーロジックス株式会社が連携し、高品質な冷凍寿司の安定供給を目指す取り組みが話題を呼んでいます。本記事では、彼らの取り組みとその成果について詳しくご紹介します。
デイブレイクとセイノーロジックスの連携の背景
デイブレイクは特に冷凍技術に強みを持つ企業で、品質を保持することができる特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を開発しています。一方、セイノーロジックスは国際物流に特化し、広範なネットワークを持つ企業です。今回の連携は、海外市場での日本食需要が高まる中で、特に寿司などの高付加価値食品を安定供給するためのコールドチェーンの確立を目的としています。
米国向け冷凍寿司の海上輸送成功
2026年1月に行われた試験運用では、アメリカ市場を視野に入れた冷凍寿司の海上輸送に成功しました。セイノーロジックスの物流網を利用して行ったこのテストにおいて、冷凍寿司の温度管理がほぼ-20℃に保たれていたことが確認されました。ごく僅かの場面で温度の上昇が見られましたが、それは品質に影響を及ぼさない範囲でした。
冷蔵解凍及び流水解凍を行った結果、どちらの方法でも品質が十分に保たれていたことが確認され、米国市場での定番商品としての期待が膨らんでいます。
高品質を維持するための技術力
導入されている「アートロックフリーザー」は、食品の冷凍過程での細胞へのダメージを最小限に抑えることに成功しています。一般的な冷凍では、細胞内の水分が氷を生成する際に細胞が損傷してしまうことがありますが、この特殊冷凍機は急速かつ均一に凍結を行うことで、氷結晶を小さく保つことができます。
この結果として、商品の鮮度や風味を保ちながら長期間の輸送が可能になり、高品質な冷凍食品としての地位を確立しています。
今後の冷凍寿司の展望
デイブレイクとセイノーロジックスは今後も連携を深め、さらなる冷凍寿司の海外輸出を加速する予定です。具体的には、詳細な温度ログデータを基にした分析を行い、温度変動の改善を進めていく方針です。新たな高品質冷凍食品の海外輸出モデルを構築し、日本の食文化を広げる取り組みを強化していく考えです。
2025年6月からは米国の日系スーパー「ミツワマーケットプレイス」での販売も開始される予定で、現地での日本食への強いニーズに応えていくことが期待されます。デイブレイクの「冷凍寿司」は、今後の展開に大きな可能性を秘めています。
冷凍寿司は、すでに日本国内で製品化されており、多くの消費者に支持されています。その質の高さは、日本国内での評価を経て、いよいよ海外市場でも適応される時が来たのです。日本の食文化をダイレクトに感じられるこの冷凍寿司が、海外でどのように受け入れられ、評価されるのか注目です。