島根県の新米、仁多米・比田米・神楽米の魅力とは?
秋の訪れとともに、待望の新米が届きます。島根県の奥出雲から、令和7年産の新米「仁多米」「比田米」「神楽米」が新たに登場します。これらの米は、10月17日より奥出雲NAORAIの公式オンラインサイトで購入可能です。特に今年は、国連食糧農業機関(FAO)によって奥出雲地域が世界農業遺産に認定された特別な年でもあります。
自然と調和した循環型農業の成果
奥出雲の棚田は、自然と人の力で育まれた美しい風景が広がっています。8月には「たたら製鉄を再適用した持続可能な水管理および農林畜産システム」が認定を受け、この地域の農業の重要性が再評価されました。新米は、その循環型農業の成果を体現したものであり、自然の恩恵をしっかりと受けています。
9月初旬、稲穂が黄金色に輝く田んぼの風景を見た際、生産者は「今年の収穫は例年よりも厳しい暑さを乗り越えた強い米が実っている」と語りました。暑さが影響し、収穫量は少なめですが、「質は非常に良い」との自信が伺えました。自然と共に生きることで育まれた奥出雲の誇りを感じる瞬間です。
三種の個性豊かな新米
新米には三つの特長があります。
- - 仁多米(にたまい): 島根県が誇る高品質なブランド米で、ふっくらとした粒立ちと、噛むほどに広がる上品な甘みが特徴です。炊きたての香り高い仁多米は、食卓に豊かな味わいをもたらします。
- - 比田米(ひだまい): 安来市広瀬町・比田地区で栽培されている名品。寒暖差と清流の育む透明感のある味わいで、しっかりとした食感が魅力です。特に、きぬむすめ品種は、高品質なコシヒカリ系で、多くのファンを持っています。
- - 神楽米(かぐらまい): 飯南町で栽培され、ミネラル豊富な山の恵みを受けて育っています。しっとりとした粒感とやわらかな甘みが調和した味は、まさに産地の誇りです。
新米ギフト「心がさね」シリーズ
さらに、奥出雲NAORAIでは新米を使ったギフトシリーズ「心がさね」が登場します。春に話題となった真空キューブの米ギフトセットが再登場し、鮮度をそのまま閉じ込めた状態で、風呂敷で美しく包まれています。
このギフトセットは家庭用はもちろん、お歳暮や内祝いにも最適。価格帯も多様で、6,000円から15,000円(税込)まで、選べるセットがあります。贈り物にふさわしい品々で、大切な方に特別なご縁を届けましょう。
今後の展開とブランド理念
奥出雲NAORAIは、「食」「文化」「ご縁」をテーマにしたプロジェクトを進めており、自然の恵みと人の手仕事が織りなす逸品を通じて、日本全国、そして世界へ向けて発信を続けます。
母体となる田部グループは560年の歴史を持つ企業で、伝統的な製鉄業から派生した食文化の豊かさを継承しつつ、新たな形で地域の魅力を伝え続けていきます。新米の味わいをぜひ感じてみてください。
詳しい情報や購入は公式サイトでご覧いただけます。