大滝詠一の音楽を彩るイラスト集『NIAGARA SONG BOOK』が再登場

大滝詠一の世界を描いた『NIAGARA SONG BOOK』が再発売

音楽ファンならずとも魅了される、大滝詠一の楽曲の世界を再現したイラスト・ブック『NIAGARA SONG BOOK（2025 Edition）』とその続編『NIAGARA SONG BOOK 2（2025 Edition）』が、2025年9月19日に同時発売されます。これらの書籍は、1980年代に発表された名アルバムとリンクした形で、楽曲の魅力を目に見える形で表現したものです。

イラストと音楽の融合

今回発売される『NIAGARA SONG BOOK』シリーズは、それぞれ1982年と1984年に刊行された旧版を現代風にリサイズ、再編集したイラスト集です。大滝詠一の楽曲をインストゥルメンタルに表現したアルバムとの連携はそのままに、全曲の歌詞および楽譜も掲載されていますが、新たなイラストが一部収録され、まさにリミックスバージョンとも言える内容が楽しめます。

さらに、巻末には著名なイラストレーターたちへのインタビューも掲載されており、彼らの創作過程や大滝の音楽に対する思いを知ることができる貴重な情報が満載です。これにより、作品を手にすることで、1980年代のナイアガラ・レコードの魅力と、今再び注目を集めるシティポップのビジュアルを楽しむことができます。

原画展とサイン会の開催

『NIAGARA SONG BOOK 2（2025 Edition）』の発売を記念して、河田久雄による原画展がタワーレコード渋谷店6F TOWER VINYLで開催されることが決定しました。会期は2025年9月19日から9月28日までの10日間で、特に9月21日には河田によるトークイベントやサイン会が予定されています。ファンにとっては貴重な機会となることでしょう。

50周年を祝うさまざまな企画

2025年は、大滝詠一が設立したナイアガラ・レコードの50周年という節目の年でもあります。その記念として、リットーミュージックでは「NIAGARA RECORDS CLASSIC ALBUM TEE COLLECTION」と題したTシャツの販売も行っています。1970〜80年代の名アルバムジャケットがデザインされた全18種類のTシャツは、受注生産方式で作成され、豊富なラインナップが揃っています。時代を彩った音楽の数々を身にまとえる、まさにファンにはたまらないアイテムとなっています。

加えて、東京・神保町のNew Galleryにて『Eiichi Ohtaki’s NIAGARA 50th Odyssey』という特別展も行われており、連日多くの来場者で賑わっています。会期延長が決定し、2025年8月17日まで開催される予定です。

これらの企画を通じて、大滝詠一の音楽とアートに触れる素晴らしい機会となるでしょう。ぜひ、この機会に『NIAGARA SONG BOOK』を手に取り、その魅力を存分に楽しんでください。アートと音楽が融合したこの作品集が、あなたの日常に彩りを加えてくれること間違いなしです。音楽の深い世界に、ぜひ足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。