地域と海を救うための挑戦
2025年11月16日、地域の海の課題を解決するため、高校生たちが自ら商品を開発し、競い合う「LOCAL FISH CAN グランプリ」の決勝大会が開催されます。このイベントは、高校生が地域の環境問題を認識し、解決策を探るきっかけとなることを目的としています。国内の9つの高校から選ばれたチームは、地域の特性を生かした魅力的な商品を披露します。
地域の海と向き合う高校生たち
それぞれのチームは、自らの地元で漁獲される「課題魚」を使用し、味だけでなく地域の思いを詰め込んだ商品を開発しました。参加校は岡山、小樽、新潟、東京都、栃木、兵庫、ニセコ、千葉、徳島と多彩で、各校独自のアプローチで課題に向き合います。これから発表される商品には、地元の漁業者や生産者の協力が不可欠で、高校生たちは地域の方々と深く連携し、共に商品を作り上げてきました。
プレゼンテーションの魅力
この大会の見どころは、高校生たちによる渾身のプレゼンテーションです。参加者は、それぞれが開発した商品についての思いを、自らの言葉で語ります。彼らの語る熱い想いは、聴衆に感動を与えることでしょう。また、大会に至るまでの半年間、参加校の活動報告は「CANカツ」というコミュニティサイトで発信されています。このサイトでは、各校の活動が掲載されており、互いに学び合い、意識を高め合う場として機能しています。
審査員とMCも注目
イベントには数々の著名な審査員が参加します。海洋ライターの平坂寛さん、料理家のはるあんさん、スーパーマーケット評論家の三浦慶太さん、ウニノミクス株式会社のCOO石田晋太郎さん、御料理ほりうち店主の堀内さやかさん、日本財団の池田大誠さんなど、幅広い専門家が高校生たちの努力を評価します。また、司会進行を務めるのは、セント・フォースの原千晶さん。彼女の明るいトーンが会場を盛り上げます。
LOCAL FISH CANとは
「LOCAL FISH CANグランプリ」は5年目を迎えたプロジェクトで、高校生が地域の海の課題を意識し、そこで獲れる魚を使った製品を開発し、アピールしています。この大会は、海の現状を知り、関心を持って行動するきっかけとなることを狙った重要なイベントです。地域の活性化にも寄与し、参加者は海の未来について考えるきっかけとなります。
開催概要
- - 日時:2025年11月15日(日)10:00〜14:00 (9:00受付開始)
- - 場所:中野区四季の森公園 (東京都中野区中野4丁目12・13)
- - スケジュール:
- 09:00〜10:00 報道関係者受付
- 10:00〜13:10 プレゼンテーション
- 13:30〜14:00 表彰式・フォトセッション
メディア関係者や参加者は、事前に必要な情報を登録し、当日参加することができるので、興味のある方はに参加してください。高校生たちの努力の成果を目にし、彼らのプレゼンを聞く機会を楽しみにしています。地域との絆を深め、海の未来を守るヒントが得られるかもしれません。