新年を彩る極上の贈り物!干支玉手箱と生うにの魅力
日本の新年を祝うにふさわしい、特別な贈り物が2025年1月5日の豊洲卸売市場の初セリに登場します。それは「新春干支玉手箱〜生うに 暁〜」。この香り高い一品は、高級ウニの水産加工業者である羽立水産株式会社と、200年以上の歴史を有する越前漆器を伝承してきた漆琳堂のコラボレーションによって生まれました。この玉手箱は、干支である蛇をあしらった漆器に特上の生うにが盛り込まれた贅沢な作品です。
プロジェクトの概要
「新春干支玉手箱〜生うに 暁〜」は、日本の伝統工芸と食文化が融合した作品として、新年を祝う初セリに出品されます。昨年の「龍」に引き続き、今年は干支の「巳」をテーマにしており、その美味しさと品質を広く発信することを目的としています。
特上の生うに「暁」の特徴
この玉手箱に収められる「生うに 暁」は、北海道から直送される羽立水産の厳選した生うに。豊洲市場でも最高値で取引され、老舗の寿司店などで使用されている極上の一品です。羽立水産が扱う生うにの中でも、わずか1%しか獲れない素材が使われ、熟練の技術によって手詰めされているため、色合い、味、そして仕立てのすべてが揃った逸品です。
はだてのこころ:次世代への継承
創業者の羽立道則が大切にしてきた「臥薪嘗胆」の精神を受け継いだ羽立水産は、1963年の創業以来、自ら出向いて品質確認をし、常に改善に努めてきました。現在は、羽立水産の3代目である姉妹がその技術を受け継ぎ、新春干支玉手箱の制作に取り組んでいます。干支の蛇は吉兆の象徴であり、そのデザインは洗練された美しさを誇ります。
漆琳堂の技術
この玉手箱の漆器部分は、大本山永平寺御用達の漆琳堂によって製作されました。1793年に創業された漆琳堂は、代々受け継がれてきた塗師の技術を生かしながら、現代的なデザインへと昇華しています。箱の仕上げは黒本漆の立て塗りで、一度の塗りで艶やかな光沢が生まれており、また金箔や銀箔を用いた装飾も施されています。
美しいパッケージデザイン
玉手箱を包む風呂敷は、京都の山田繊維が手がけており、その美しい柄は見る者を魅了します。また、金具の仕上げは鍛冶師によって手作りされ、その精緻さが光ります。さらに、木札には書家が一文字一文字丁寧に書き入れ、その心のこもった作品が贈り物としての価値を高めています。
コレクション性と未来へ
この干支玉手箱は毎年干支ごとに新デザインが販売予定であり、コレクションアイテムとしても魅力的です。昨年の初セリにおいては、特上の生うにが高値で落札され、その注目度はますます高まっています。日本の伝統と現代の食文化が見事に融合したこの贈り物は、きっと新年を華やかに彩ってくれることでしょう。
日本の食と工芸の底力を感じられる「新春干支玉手箱〜生うに 暁〜」。この機会にぜひ、極上の贈り物を手に入れて、特別な新年のスタートを迎えませんか?