群馬のソウルフードがカントリーマアムに!
群馬県高崎市にある高崎商科大学と株式会社不二家が手を組み、新たな群馬土産「カントリーマアム(焼きまんじゅう味)」を開発しました。この商品は、県内で長年親しまれてきた焼きまんじゅうの味を再現したもので、8月5日からエリア限定で発売開始となっています。
「焼きまんじゅう」とは?
焼きまんじゅうは、群馬の名物で、特に高崎市で人気のあるソウルフード。このお菓子は、もちもちとした生地に特製のタレが絡まり、全国的に愛されています。焼きたてがそのままの状態で楽しむことが多いですが、その賞味期限の短さから、お土産としては選ばれにくいこともあります。
高崎商科大学と不二家のコラボ企画
昨年、群馬県の観光振興を図るため、高崎商科大学の学生27名と附属高校生20名が不二家と共にプロジェクトをスタートしました。彼らは「群馬のポテンシャルを掛け合わせた地域性のある商品」をテーマに、現地調査や企画立案を行いました。最終的に、全9チームの中から2つの企画が採用され、今回の「カントリーマアム(焼きまんじゅう味)」が誕生したのです。
この商品の秘密は、焼きまんじゅうの老舗「原嶋屋総本家」の特製タレを使用している点です。タレを生地に練り込むことで、本格的な焼きまんじゅうの味わいが実現されており、さらに自社製のチョコチップとの融合によって、新しいクッキー体験が生まれました。
商品の魅力と学生の思い
学生の発案の背後には、商品開発の過程での多くの手間と努力があります。経営学科4年の櫻井もねさんは、対面でのコミュニケーションがいかに重要かを学んだと語っています。「直接会って話すことで、相手の真意を理解しやすくなる」と述べ、商品の発売に対する期待感を込めて、「群馬の定番土産として愛されれば嬉しい」と強い思いを寄せています。
PRイベントのお知らせ
新商品の発売を記念して、高崎商科大学では群馬県内各地でPR販売を行います。8月10日、11日には「道の駅 ららん藤岡」や「道の駅 まえばし赤城」などでお目見えし、8月16日、17日にはJR高崎駅や原嶋屋総本家にて実施されます。これらのイベントには、不二家のアイコンであるペコちゃんも登場予定です。ぜひ足を運んで、カントリーマアム(焼きまんじゅう味)を手に取ってみてください!
また、商品詳細については不二家の公式ウェブサイトで確認できます。
まとめ
群馬の伝統的なお菓子が新しい形で生まれ、県民の心をつかむことができるか。新たな土産文化を築く一歩として期待が高まります。群馬を訪れた際には、ぜひこの「カントリーマアム(焼きまんじゅう味)」を味わってみてはいかがでしょうか。