新スイーツ「シカクイキウイ」の誕生
福島県大熊町から、新たな魅力を持つスイーツが登場します。その名も「シカクイキウイ」。パッと目を引く四角い形状が特徴的なお菓子で、11月26日から東京ビッグサイトで初めて販売が開始されます。
このお菓子は、地元で生産された新鮮なキウイフルーツを活かし、特製の甘酸っぱいキウイ餡をクッキー生地で包み込んだ独特のスイーツです。大熊町のおみやげとして、多くの人に愛されることを目指しています。
大熊町の特産、キウイの復活
大熊町はかつて「フルーツの香るロマンの里」として知られていましたが、2011年の東日本大震災と原発事故により、多くの農産物が影響を受けました。その中でも、現在、株式会社ReFruitsが運営する大規模キウイ園「キウイの国」は、震災後初めてとなる本格的な果樹生産事業として注目されています。
「シカクイキウイ」に使用されるキウイフルーツは、地元の「おおくまキウイ再生クラブ」が手がけたもので、来年度以降は「キウイの国」から生産されたものが使われる予定です。このプロジェクトを通じて、大熊町は再び最高のフルーツの産地として名を馳せることを目指しています。
地元の支援と連携
「シカクイキウイ」は、一般社団法人東の食の会の支援の下、開発されました。この団体は、東日本大震災による被害を受けた食産業の支援を目的に設立され、福島県の特産品の再生と販路開拓を推進しています。
「シカクイキウイ」が無事に販売開始されることで、地元の経済活動が活性化し、地域の誇りを取り戻す契機となることでしょう。
製品情報と購入方法
「シカクイキウイ」は、小麦粉、マーガリン、白餡、キウイジャムなどを主な原材料に使用し、風味豊かな味わいを実現しています。内容量は6個入りで、希望小売価格は1791円(税別)です。このスイーツは、今後、大熊町内や福島県内での販売が予定されており、試食すれば地元の食文化を感じられることでしょう。
未来を見据えた取り組み
株式会社ReFruitsは、2026年から本格的な収穫と出荷を行い、大熊町をフルーツの名産地として復活させる壮大なビジョンを持っています。福島県の美味しい果物を広めることにより地域の活性化を図り、多くの人々に感動と笑顔を届けることが目標です。
「シカクイキウイ」とともに、大熊町の未来にご注目ください。
ぜひ、この新しいスイーツを味わってみて、福島の地元の味を堪能してみてください。