2025年大阪・関西万博のEU Food Festivalとは
2025年4月から10月にかけて、大阪・関西万博の会場内及び天王寺公園で開催される「EU Food Festival」。この祭典は、ヨーロッパの食の魅力を多くの人々に体験してもらおうと、欧州連合(EU)が主催します。昨年のイベントでは、77万人以上の来場者があり、83,000食の試食提供、308回のクッキングショー、そして子どもから大人まで楽しめる様々なアクティビティが展開されました。
ヨーロッパの精選された農産物を体感
来場者はEU加盟27か国の食材を使ったペアリングメニューを楽しむことができ、特に原産地名称保護や地理的表示保護など、EUの品質認証制度について学ぶ貴重な機会となりました。このイベントを通じて、「パーフェクト・マッチ!」の理念を体験し、ヨーロッパの優れた農産物と日本の食文化との調和を感じました。
タネちゃんというマスコットキャラクターがイベントを盛り上げ、参加者とのコミュニケーションも取れるような楽しい場が展開されました。
活気あるイベントとアンケート結果
来場者からは高い満足度が寄せられ、アンケートでは90%が「満足」と回答。このことが、フェスティバルの成功を裏付けています。また、UE Food Festivalが終了した後も、梅田 蔦屋書店で20回にわたる特別フードイベントが行われ、欧州の食文化の魅力を伝える活動は続いています。
持続可能な農業を促進する政策イベント
同時開催されたポリシーイベントでは、EUの農業・食料担当委員であるハンセン氏がリードし、アイルランド、リトアニア、オランダの農業大臣など230名以上の主要ステークホルダーが集結。
持続可能で革新的な農業の推進に向けた取り組みが強調され、EUが掲げる「食の卓越性」と「持続可能性」への意志が確認されました。
広報キャンペーンの成功
EU Food Festivalのプロモーションキャンペーンは、3億3,900万回以上の広告インプレッションを記録。さらに、インフルエンサーとの連携により、SNSでは180万人以上にリーチしました。公式Instagramアカウント「@foodmatcheu」では、新たに7,600人のフォロワーも獲得し、注目度の高さが伺えます。
今後の展開に大期待
今後もEUの食文化を広めるためのイベントやキャンペーンが日本各地で行われる予定です。フェスティバルのハイライトはフォトギャラリーで見ることができ、詳細な情報は公式Instagram「@foodmatcheu」で随時更新されています。新たな企画にもご期待ください。
この機会に、ぜひヨーロッパの豊かな食文化と日本の食材とのハーモニーを存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。