大阪芸術大学の学生たちが発信するほっかほっか亭の魅力とは？

大阪芸術大学の学生が創る「大阪芸大的ほか弁放送局」

近年、持ち帰り弁当市場が競争を激化させており、特にZ世代の食に対する意識が変わりつつあります。このような時流を受けて、持ち帰り弁当のパイオニアである『ほっかほっか亭』が、大阪芸術大学の学生たちと連携し、新しい取り組みを始めました。

新しい視点での発信の場「大阪芸大的ほか弁放送局」

このプロジェクトは、学生の独自の視点でほっかほっか亭の魅力を掘り下げ、彼らが制作した動画コンテンツを通じて発信していくというものです。2025年5月からスタートしたこの産学連携プロジェクトの特設ページが公開され、さらに個性豊かなコンテンツが順次ほっかほっか亭の公式SNSでも展開されていきます。学生が心を込めて取材し、編集した作品の背後には、彼らの感性が色濃く反映されています。

学生たちのクリエイティビティが光る動画コンテンツ

特設ページでは、さまざまなクリエイティブな作品が紹介されています。アニメやドラマ形式の実験を通じて、視聴者の興味を引くコンテンツ作りが行われています。「ホッカ戦隊ノリベンジャー」や「きゃわきゃわ弁当、アホアホ画像学増（がくまし）キャンペーン」などの斬新な企画が立ち上がり、特に若者層の胃袋と心をつかむ内容です。

例えば「片手早弁、ワンハンド連呼いただきマッチング」といったユニークな企画では、忙しい現代人でも手軽に楽しめる弁当スタイルを提案しています。

学生の意見とメッセージ

放送学科の2年生である高山広平さんは、このプロジェクトについて次のように語っています。「私たち学生が本当に面白いと感じる内容を追求しました。この結果、全世代のお客様に楽しんでいただける作品となっています。この取り組みを通じて、お弁当がただの食事ではなく、笑顔をもたらす一品であることを改めて伝えたかったです。」

ほっかほっか亭の歴史と理念

ほっかほっか亭は1976年に埼玉県草加市に第一店舗をオープンして以来、常に「手づくり」。また、地域の皆さまに愛される「街の台所」を目指してきました。その理念は「炊きたて、できたて、手づくり」というシンプルなもので、どんな時でも安心して手に取れるお弁当を提供することです。現在、全国で788店舗展開し、多くの人々の食生活を支えています。