三留丈樹が「国際未病医療センター」顧問に就任
この度、三留丈樹氏が医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院の国際未病医療センター(IMCE)の顧問に就任したことが発表されました。このセンターは、神奈川県の「ヘルスケア・ニューフロンティア政策」に基づき、地域住民の健康支援を目的として設立され、2024年11月にその扉を開く予定となっています。三留氏は、病院の設置が予定されている音楽療法を取り入れた医療サービスの充実にも貢献することが期待されています。
「未病改善」をテーマにした新たな挑戦
三留丈樹氏は、これまで音楽療法に関する多くの研究を行ってきました。特に、東北大学加齢医学研究所においても分野研究員として活動し、音楽療法の効果を引き出すための臨床研究を行っています。IMCEでは、現代社会に合わせた新たなアプローチで音楽療法の可能性を模索し、より広範な対象者に対してその効果を届けることを目指しています。
湘南先端医学研究所と未来へのビジョン
さらに、三留氏は湘南鎌倉総合病院附属の湘南先端医学研究所においても研究員として任用されることが決定。ここでは、がんや再生医療に関する基礎研究や臨床研究が行われ、特に「患者のための研究」を重視しています。未来を見据えた研究によって、診断や治療法の革新を目指し、患者に寄り添う医療の実現を図る取り組みが続けられています。
市民イベント「新湘南ウェルビーイングフェスタ2025」への登壇
また、三留氏は2025年11月29日に湘南ヘルスイノベーションパークで開催される市民イベント「新湘南ウェルビーイングフェスタ2025」にも登壇予定です。このイベントでは、音楽療法の効果を実証するためのワークショップが行われるほか、DICTが展開する音楽レーベル「DICT Records」から新たにリリースされるピアノソロ作品の披露も予定されています。
共創イノベーションのためのコミュニティ「DICT」
今回の取り組みは、社会実験コミュニティ「DICT」の一環として進められています。DICTは、2022年に社会起業家の山本晋也氏によって設立された組織で、Web 3.0やDAOを基盤に、イノベーションを追求し、新たな価値創造を目指しています。多様なバックグラウンドを持つメンバーが集結し、コラボレーションを通じて新しい時代の医療と健康支援を普及させることが期待されています。
まとめ
三留丈樹氏の顧問就任は、湘南鎌倉総合病院と関連する研究機関における重要なステップとなり、地域住民への健康支援を一層強化することが期待されています。これからの音楽療法や未病改善に関する研究が、どのように医療に役立っていくのか、我々も楽しみに見守りたいところです。