特別写真展開催
2025-03-27 17:29:22

南あわじ市制20周年&開館35周年記念:淡路人形浄瑠璃資料館の特別写真展開催

春の特別展示:昭和の人形浄瑠璃をみる!



淡路人形浄瑠璃資料館が、開館35周年と南あわじ市制20周年を記念して、特別展示「昭和の人形浄瑠璃をみる!タイムスリップ写真展」を開催します。この展示は2025年4月5日(土)から8月にかけて行われ、入場料は無料です。

開催概要



  • - 展示名: 昭和の人形浄瑠璃をみる!タイムスリップ写真展
  • - 期間: 2025年4月5日(土)〜8月予定
  • - 場所: 淡路人形浄瑠璃資料館 特別展示室
  • - 時間: 10:00〜17:00
  • - 休館日: 水曜日(祝日の場合は翌平日)
  • - 入場料: 無料

この春の開催では、約42㎡の展示室に、淡路島で撮影された65点以上の貴重な白黒写真が並びます。展示には、分かりやすい解説が添えられており、「人形浄瑠璃を観たことがない」という方でも安心して楽しむことができます。淡路人形浄瑠璃の魅力を体感することで、より身近に感じることができるでしょう。

昭和の人形浄瑠璃の背景



淡路人形浄瑠璃の起源は、神事での人形操りに遡ります。江戸時代に入ると、その技術や芸術性が発展し、淡路島内で多くの一座がひしめいていました。仮設舞台を作る「野掛け小屋」での公演は、地方でも手軽に人形浄瑠璃を楽しむための方法でした。これにより、淡路の芸能が盛んになり、各地にその魅力が広まりました。

野掛け小屋の再現



展覧会では、淡路島で活躍する写真家・野水正朔さんの作品をもとに、実際の「野掛け小屋」を再現します。金看板や絵看板のレプリカを用意し、観客が浄瑠璃の雰囲気を味わえるよう、録音された浄瑠璃音声も流します。これにより、よりリアルな体験が提供されます。

昭和の人形浄瑠璃の魅力



昭和30年代には、戦争の影響もあり、人形浄瑠璃の座元が減少し、公演形式が変化しましたが、その時期に撮影された写真は貴重です。人形が舞台上で大きく動き、観客が一体となって楽しむ姿は、現在も多くの人に愛されています。この時期の人形浄瑠璃は、ダイナミックな演出が魅力であり、今もその伝統を引き継いでいます。

舞台裏への探求



今回の写真展では、普段見ることのできない舞台裏のシーンが公開されます。貴重なネガからは、控室での太夫たちの談笑や出番を待つ人形遣いの表情が映し出され、それぞれの役者たちがどのように浄瑠璃を楽しんでいたかがよく分かります。

淡路人形浄瑠璃について



淡路人形浄瑠璃は500年の歴史を持ち、淡路島独自の文化として根付いてきました。地元からの支持を受けながら、次代に伝えるべく活動を続けている「淡路人形座」の存在も重要です。

この特別写真展は、淡路人形浄瑠璃の魅力を再発見し、次世代へとつなげる機会となるでしょう。春のお出かけに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。あなたも昭和の人形浄瑠璃の世界に触れて、新たな発見を楽しんでください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

関連リンク

サードペディア百科事典: 淡路人形浄瑠璃 南あわじ市 昭和の人形浄瑠璃

トピックス(アート)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。