2026年『アニオー姫』
2025-11-17 17:22:30

ミュージカル『アニオー姫』が2026年に開幕!新たな才能と物語が交差する舞台

ミュージカル『アニオー姫』開幕に向けた期待



2026年9月、KAAT神奈川芸術劇場にて待望のミュージカル『アニオー姫』が初上演されることが発表されました。日本とベトナムの文化交流を目指し、特に注目されたのが新たに選出されたアニオー姫役のドー・ファン・ザ・ハンさんです。彼女がどのようにしてこの重要な役を手に入れたのか、その過程を見ていきましょう。

オーディションを通じて選ばれたヒロイン



『アニオー姫』実行委員会が主催するオーディションは、ベトナム全土から新しい才能を求めるものでした。審査委員長を務めた大山大輔氏は、オーディションの趣旨として「ベトナムと日本を結ぶ文化交流の第一歩」と語っています。オーディションでは、参加者の表現力や歌唱力、人間的な魅力が総合的に評価され、見事ドー・ファン・ザ・ハンさんが選ばれました。

ハンさんは、オーディションにおいて自身のメインタイトル曲を生で披露しました。彼女の歌声には瑞々しさがあり、強い存在感がありました。審査員の全員が「現代のアニオー姫にふさわしい」と絶賛したのも納得です。

ハンさんの音楽との関わり



ドー・ファン・ザ・ハンさんは、音楽が人生に不可欠なものだと感じています。3歳から独学で音楽を学び、物心つく前に『オペラ座の怪人』に触れ、それを模倣する日々を送ってきました。若い頃から数多くの音楽コンクールに参加し、2022年にはミュージカル『不思議の国のアリス』で公式デビューを果たしました。2023年にはアジア芸術フェスティバルでは声楽部門で銀賞を受賞し、着実にその名を広めていきました。

2024年には『シュレック・ザ・ミュージカル』で全国ツアーにも出演し、国内外での活躍が期待されています。彼女はベトナム国立音楽院声楽科に首席で合格した実力派でもあります。

舞台の物語と背景



このミュージカルのストーリーは、約400年前の“大航海時代”に遡ります。広南国の王女玉華姫と日本の商人・荒木宗太郎が運命的に出会い、その愛が試される様子が描かれています。二人の結婚を認めた王が送り出した先は日本・長崎。彼女が「アニオーさん」と愛称で呼ばれるようになるまで、愛と困難が交錯します。物語には、時代の流れに逆らえない運命が待ち受けており、観客を引き込む魅力があります。

クリエイティブチームも注目



『アニオー姫』の制作には強力なクリエイティブチームが関与しており、総監督には大山大輔さん、作曲にはチャン・マィン・フンさんが名前を連ねています。舞台美術や音響、振付など、各分野の専門家が集結し、豪華な演出が期待されています。また、ミュージカルのキービジュアルは、ベトナムの漆画家 安藤彩英子さんが担当し、独自のアートスタイルが舞台を彩ります。

公演日程とチケット情報



『アニオー姫』は2026年9月11日から9月28日までの間、全20回の公演を予定しています。チケットの一般発売は、2026年5月から開始される予定です。公式サイトで最新情報をチェックし、この特別なミュージカルの誕生をともに楽しみましょう。大きな期待が寄せられる中、ベトナムと日本の架け橋となる物語が、舞台上でどのように展開されるのか、一緒に見守りましょう。


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