北茨城で詐欺対策講演
2025-11-17 18:27:28

特殊詐欺防止の啓発公演が北茨城市で盛況、著名人たちが参加

特殊詐欺防止の啓発公演が北茨城市で開催



2025年11月2日に、北茨城市で市制施行70周年を記念した特別公演が行われました。この公演には、警察庁特別防犯対策監の杉良太郎氏、特別防犯支援官の伍代夏子氏、船越英一郎氏が参加し、特殊詐欺防止に関する重要なメッセージを発信しました。

杉良太郎氏の警告


杉良太郎氏は、講演の冒頭で聴衆に向かって「皆さんは、自分が詐欺の被害に遭わないと思っていませんか?明日は我が身」と強いメッセージを送りました。彼は、詐欺の手口やその巧妙さについて詳しく解説し、特に外国からの詐欺電話にはチームで行動する悪質な集団が関与していることを警告しました。杉氏は、「短い会話でも、相手の巧妙なテクニックに引き込まれてしまうことがある。だからこそ、私たちは常に防犯意識を持つ必要がある」と述べ、国際電話の利用を控えるよう呼びかけました。

伍代夏子氏のアドバイス


伍代支援官は、特にニセ警察詐欺について触れ、「焦ってしまう気持ちは理解できますが、まずは冷静になってほしい」と説きました。彼女は、詐欺電話を受けた場合はすぐに最寄りの警察署に相談することが重要であると強調しました。伍代氏は、地域の方々に、「国際電話利用休止を広めて、北茨城市から詐欺をなくしましょう」と改めて呼びかけました。

船越英一郎氏の注意喚起


船越支援官は、「茨城県内で今年、特殊詐欺によって93件、約6億4,580万円の被害が出ている」と述べ、その深刻さを強調しました。特に、最近ではビデオ通話を使ったニセ警察詐欺の手口が増えていることに警鐘を鳴らし、「本物の警察官がビデオ通話を行うことは絶対にない」と注意を促しました。また、冬の寒さが迫る時期に、貯めたお金を守るために警戒を怠らないようにと締めくくりました。

参加者の反応


この啓発イベントでは、来場者に国際電話利用休止の申込書を書いてもらう取り組みも行われ、360件の申し込みが集まりました。参加者たちは、警察からの直接的なアドバイスを受け取ることができ、大変有意義な時間となったようです。

おわりに


今回の特別公演は、全国の特殊詐欺に対する知識を深めるだけでなく、地域コミュニティとして一丸となって防犯意識を高める重要な機会となりました。今後も、こうした啓発活動が続けられ、地域の安全が守られていくことを願います。私たち一人一人が詐欺への警戒心を持ち、助け合うことが重要です。


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