音楽の巨匠の夜
2025-11-17 18:44:12

実験音楽の巨匠アーノルド・ドレイブラットが贈る特別な夜

Arnold Dreyblatt と The Orchestra of Excited Stringsの魅力



実験音楽界の巨星、アーノルド・ドレイブラットが2025年12月18日、東京・赤坂のゲーテ・インスティトゥート東京にてアンサンブル・プロジェクト『The Orchestra of Excited Strings』の特別公演を行います。このイベントは、43年にわたり音楽界で活躍してきたドレイブラットにとって、8年ぶりの来日公演となり、注目が集まっています。

世界的なアンサンブルの歴史



『The Orchestra of Excited Strings』は、1979年にニューヨークで設立されました。音楽の発展と演奏を目指したこのアンサンブルは、様々な編成や活動休止を重ねながらも、独自の哲学を持ち続けています。ベルリンに拠点を移して以降も、国際的な文化センターやフェスティバルでの演奏を通じて、その存在感を示し続けています。

【公演のメンバー 】
本公演では、アーノルド・ドレイブラットを中心に、ベルリンで活躍する作曲家で楽器創作者でもあるKonrad Sprenger、即興音楽家のJoachim Schütz、さらにドレイブラットの長年のコラボレーターであるJim O’Rourke、日本の音楽シーンでも注目を浴びている石橋英子の5名が出演します。これだけ豪華なメンバーが共演する機会は非常に珍しく、音楽ファンにとって見逃せないイベントです。

音楽の魅力と最新の動向


Arnold Dreyblattは、ミニマル・ミュージックの第二世代を代表する作曲家として、Pauline OliverosやLa Monte Youngなどの巨星たちに師事し、多様な音楽的バックグラウンドを持っています。彼の音楽は、弦楽器を打楽器的に扱い、身体に響く独特の音響を創造してきました。また、2023年には新作『Resolve』を発表し、今後はエクスペリメンタルバンドHorse Lordsとのコラボ作も予定しています。

ドレイブラットの独自のアプローチ


ドレイブラットの作品は、必ずしも伝統的な枠組みに収まるものではありません。身体的な体験や倍音構造を重視し、聴衆を音の空間に引き込むアプローチが特徴です。この点において、The Orchestra of Excited Stringsのメンバーは、多才な技術と独自の視点を持ち寄り、ひとつのユニークな音楽体験を創り出します。

特別公演の詳細


公演は、12月18日(木)に行われ、開場は18:00、開演は19:00です。場所は東京都港区赤坂のゲーテ・インスティトゥート東京で、チケットは5,500円で、e-plusにて販売中です。具体的な公演内容や出演者に関する情報は、MODEの公式インスタグラムをぜひチェックしてください。

この貴重な機会を楽しみに、音楽ファンの皆様のご来場を心待ちにしています。ドレイブラットの驚異的な音楽世界に触れられる、この特別な夜をお見逃しなく!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。