新しいビール誕生
2025-09-24 14:15:37

三宅島産パッションフルーツを使用した新クラフトビールが登場

三宅島産パッションフルーツを使用した新しいクラフトビールのご紹介



このたび、株式会社協同商事(COEDO BREWERY)と三宅島の生産者、ニューホライズンコレクティブ合同会社がタッグを組み、新たなクラフトビール「COEDO soil-ソイル-(Passion Fruit Sour Ale)」を開発しました。さらにこのビールは、2025年9月25日から先行予約受付が始まり、10月8日から出荷が開始される予定です。

プロジェクトの背景


三宅島は2000年の雄山噴火の影響で全面的に避難を余儀なくされましたが、それから約5年後に帰島し、地域再生に取り組んできました。その中で、島の特性を活かしながら育てられたのが、パッションフルーツ「とろぴか丸」です。火山性土壌や黒潮の影響で育ったこの果実は、復興のシンボルとして地域の人々の思いが込められています。この新しいビールは、そんな地域の物語を皆さんに届けるために企画されました。

「とろぴか丸」は、一定の栽培や出荷条件を満たした生産者だけが出荷できるブランドです。2024年には商標出願も行われ、2025年に正式に登録されたことで、そのブランド価値が一層強化されました。

生産者の想い


「火山災害から復興する中で育ててきた三宅島産パッションフルーツが、COEDOビールとして形を持ったことに、島の農家として大きな喜びと誇りを感じています」と、三宅島パッションフルーツ生産部会の会長である前田洋一氏は語ります。

商品コンセプト


「COEDO soil-ソイル-」は、陽光をたっぷり浴びて育った三宅島産のパッションフルーツと、サワーエールの酸味が組み合わさった爽快なビールです。トロピカルな香りと酸味のバランスが調和しており、特に夏にぴったりの一杯となっています。このプロジェクトでは、規格外となった果実を活用し、食品ロス削減にも寄与しています。持続可能なクラフトビールとして、地域の農業に貢献する役割も担っています。

商品詳細


  • - 商品名: COEDO soil-ソイル-(Passion Fruit Sour Ale)
  • - ビアスタイル: サワーエール
  • - 原材料: 麦芽(輸入)、パッションフルーツ、ホップ
  • - アルコール度数: 4.0%
  • - 容量: 333ml

販売スケジュール


  • - 先行受注開始: 2025年9月25日18時より、COEDO公式オンラインストアおよびROJI日本橋ONLINE STOREにて
  • - 出荷開始: 2025年10月8日(水)

販売先


  • - COEDO公式オンラインストア
  • - ROJI日本橋ONLINE STORE
  • - EXIVIN(西武所沢S.C店・そごう大宮店)
  • - ビアパブや飲食店 その他

共創プロジェクトについて


株式会社協同商事は1970年代から持続可能な農業に取り組んでおり、地域の素材を活かした独自のビール作りを行っています。また、三宅島パッションフルーツ生産部会は、火山災害からの復興を背景に設立され、環境に配慮した栽培やブランド化を推進しています。ニューホライズンコレクティブ合同会社は、地域の事業者と共同で商品開発を行う専門家集団で、物語を形にして全国へ発信しています。

ぜひ、三宅島の物語が詰まったこの新しいクラフトビールを楽しんでみてください。


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