五感で学ぶ「かつお節」の魅力!ヤマキの食育授業
2025年6月、埼玉県所沢市にある私立開智小学校で、ヤマキ株式会社が総力を挙げて行った食育授業が話題を呼びました。この授業は、かつお節の魅力を体感し、食文化の大切さを学ぶ機会を子どもたちに提供することを目的としています。
食育授業の概要
この特別授業は、埼玉県で毎年実施されているもので、今回は6年目となります。参加したのは、3年生112名。授業は二日間にわたって行われ、初日はかつお節についての基礎知識を学んだ後、実際にかつお節を削る体験が行われました。この体験を通じて、子どもたちはかつお節の色、形、香り、そして味を五感で感じ取り、深い理解を得ることができました。
日程と内容
- - 日時: 2025年6月20日(金)、26日(木)
- - 参加者: 開智小学校3年生112名
- - 内容(1日目): かつお節についての学習と削り体験。
- - 内容(2日目): ヤマキの社員による特別講義「かつお節とSDGs」など。
初日には、かつお節の製造過程を学び、実際に削ったかつお節を観察しながら、子どもたちは「かつお節の宝石のように硬い」という実体験から驚きを感じました。
ヤマキ社員の講義
二日目は、ヤマキの社員がオンラインで登壇し、かつお節とSDGsについての双方向型の授業が行われました。「なぜ薄く削るのか?」や「削り方による用途の違い」という子どもたちの素朴な疑問に、社員が親身に答えることで、興味関心がさらに高まった様子が伺えました。
子どもたちは、かつお節が和食の重要な要素であり、且つサステナブルな食材であることを学びました。実際の体験が、ただの知識ではなく、心に残る理解をもたらしているようです。
参加児童の反応
授業を受けた児童たちは、「かつお節のことをたくさん知って、もっと好きになった」「かつお節がSDGsに関係しているなんて知らなかった」と感想を寄せ、「この体験型授業はとても面白かった」との声も。
ヤマキの食育活動の意義
ヤマキは、長期の経営ビジョン「YAMAKI Vision 2035」が掲げるように、未来の社会に向けた価値創造を目指しています。その中で、食文化の継承や健康への貢献が重要なテーマとなっています。
このようにヤマキは学校と連携し、食育を通じて子どもたちに「かつお節」の魅力だけでなく、持続可能な未来につながる視点も伝えています。
結論
「かつお節」を通じて、子どもたちは食への関心を深め、SDGsという大きなテーマと結びつけることで、未来の日本の食文化を担う意識を育んでいます。ヤマキの取り組みは、ただの授業を越え、子どもたちの未来につながる貴重な体験となっています。