都心のオフィスが涼しさを提供
2023年の夏、東京都心は記録的な猛暑に見舞われています。気温が上昇し続ける中、オフィス環境が新たな避暑地として注目を集めています。この中で、株式会社ノンピが新しく開発したのが、サステナブルなチーズケーキ「サスチ」。9月中旬から、ノンピの運営するオフィスカフェで提供が始まります。
サステナブルチーズケーキ「サスチ」とは?
「サスチ」は、ノンピが誇る社員食堂やカフェでのチーズケーキの製造過程で出る端材を有効活用し、新たなスイーツとしてリサイクルしたものです。この取り組みは、食材に対する無駄を削減しつつ、オフィスで働く皆さんに栄養バランスの取れた冷たいスイーツを提供することを目指しています。
夏のオフィス事情
近年の猛暑により、オフィスで働く人々が「冷たいものしか受け付けない」という傾向が強まっています。特に、暑さによってスイーツの需要が変化してきた中、ノンピではフードロスの問題にも着目し、「サスチ」の開発に踏み切りました。
開発の背景と想い
ノンピでは、社食の食料残渣を活用したプロジェクトを数多く行っており、食べ物を無駄にしない姿勢が根付いています。特に、製造時に余剰となった端材は、これまでただ捨てていた部分でしたが、新たな価値に生まれ変わるチャンスを見出したのです。開発者の中村おさみさんは、「このスイーツが食を通じて楽しさと社会貢献を同時に果たす商品になることを目指しました」と語ります。
フレーバーについて
「サスチ」はその名の通り、「サステナブル」をテーマにしたチーズケーキで、プレーン、ラズベリー、抹茶の3種類のフレーバーが揃います。すべて冷凍の状態で提供され、口に入れた瞬間に広がるなめらかなチーズの味わいが、新たなスイーツ体験を提供します。
社内試食会の反響
開発プロセスの中で行われた試食会では、社員から「可愛い!」「見た目が良いと気分が上がる」といった喜びの声が多数寄せられました。味だけでなく、見た目でも楽しさを狙ったこの商品に、自信を持って皆さんに届けることができると確信したそうです。
今後の展望
これからも「サスチ」に続く新しいメニューを開発し、社食事業全体で廃材利用を進めていく予定です。食の循環を推進し、皆さんに自然と社会貢献につながる体験を提供していくという姿勢は、まさにこの夏の猛暑日を打ち勝つ力となるでしょう。
まとめ
オフィスで手軽に楽しめる「サスチ」は、フードロス問題に対する解決策でもあり、猛暑の中でひと息つける癒しの存在となります。今後も、ノンピの新たな取り組みにご注目ください。