エムズのCSR活動が生み出す動物との笑顔の共生社会
日本では、犬や猫の命が脅かされている現実が不断の課題として横たわっています。こうした中、株式会社エムズは「命に寄り添うCSR活動」を実施し、売上高の0.2%を動物保護団体であるチャイルド&アニマル チャリティー協会(CACA)に寄付するという努力を続けています。これにより、エムズは動物たちのより良い未来を築くための支援を行なっているだけでなく、全社員が積極的にこの運動に関わる機会も設けています。
CACAとエムズのつながり
エムズがCACAと連携し始めたのは、「笑顔を増やす」「人と動物のより良い関係を築く」という根底に流れる理念からです。CACAは2018年に設立され、捨てられた犬や猫、さまざまな事情で家庭に戻れない子どもたちの支援を行なう団体です。その目的は、行き場を失った命に寄り添い、すべての命に優しい社会を実現することにあります。エムズは、社内外での情報発信を通じてCACAの活動を広め、社員の理解を深める取り組みを進めています。
シェルター訪問と新たな気づき
最近、エムズの社員たちは軽井沢にあるCACAの保護シェルターを訪れました。スタッフの献身的な努力によって、過酷な環境から救われた動物たちが愛情をもってケアされる姿が印象的でした。シェルターでは、犬や猫が再び人間との関係を築き直す過程が目の前で展開され、命の強さと尊さを感じざるを得ませんでした。
CACAの活動は、飼い主のいない犬や猫を保護し、適切な譲渡先を見つけることに加え、地域猫のTNR(捕獲・不妊去勢・リターン)活動なども展開し、地域と密接に連携した保護活動をしています。その成果として、県全体のキャットやドッグシェルターでの殺処分数を減少させることに成功しています。
保護活動の課題と展望
シェルターのスタッフとの対話の中で、保護活動には山積みの課題があることも明らかになりました。運営費の確保やボランティアの人材不足は多くの団体が抱える課題で、これらを解決するためには持続可能な支援が重要です。
また、CACAのスタッフは「支援には線引きが必要」と語りました。この言葉の意味は、無限の愛情で動物たちに接し続ける一方で、自らが疲弊してしまわないようなバランスが求められるという現実を示しています。
エムズの企業理念と未来に向けたビジョン
エムズのCSR活動は、単なる寄付に留まらず、社員全体の意識を高めるプロセスでもあります。社員からは、「この活動を社内に広め令和でも実践していきたい」との声が上がっています。この活動こそが、「次の笑顔へつなぐ」という企業理念を具現化したものです。
動物たちと共生する未来を築くためには、我々一人ひとりの意識改革が不可欠です。エムズは、笑顔あふれる世界を実現するために一層の努力を続け、その理念を浸透させていく方針です。
すべての生き物が笑顔で暮らせる社会へ
動物たちへの支援は特定の地域や人々だけのものではなく、私たち全体が共に考え行動していかなければいけない重要な課題です。エムズは引き続き、すべての命の尊厳が守られ、誰もが笑顔で暮らせる社会の実現に向けて努力していきます。この活動が、軽井沢から日本全土、さらには世界へと広がることを心から願っています。
詳細な活動報告は以下のURLよりご覧ください。
CACA活動インタビュー