土屋眞弓の人生
2025-05-22 10:44:46

土屋眞弓が語る、波乱の人生と病との闘いを綴ったエッセイ

土屋眞弓が振り返る波乱の人生



2025年5月23日に出版されるエッセイ『人生、あれかこれか』は、土屋アンナさんの母、土屋眞弓さんの多彩な人生を描いています。彼女は、ファッションモデルや歌手、俳優として活動している土屋アンナさんの母親であり、モデル事務所の社長としても知られています。しかし、彼女の人生は平坦ではありませんでした。何度もの試練を乗り越え、今月にステージ4の膵臓がんと診断された現在、改めて自身の歩みを振り返ります。

余命宣告に直面した女性の思い



土屋さんは67歳、女手ひとつで2人の娘を育て、世代を超えた8人の孫に恵まれました。彼女の道のりは、モデルとしての成功、子どもたちの妊娠や離婚の苦悩、そして義理の息子の死と、波乱に満ちています。それらの経験が、彼女の人生観にどう影響を与えたのか。様々な苦難を通じて得た教訓や、病と向き合う中で感じることを、彼女は赤裸々に綴っています。

特に、病を宣告されたことは彼女にとって大きな転機でした。今までの人生の中で最も重要にしてきた価値観や、子どもたちへ残したいメッセージが明らかにされます。彼女がどのようにして「生きる力」を見出しているのか、その内面に迫ります。

家族との絆



また、あとがきには娘・アンナさんの思い出とメッセージが収められています。彼女は、母との仕事がどれほど大変だったかを語りつつ、母の存在が自身にどれほどの影響を与えたかを振り返ります。「ママと一緒にいる時はいつも助けられていた。でも、今は逆に私が彼女を支える時だ。」と、逆転した立場についても触れています。

著者の足跡



土屋眞弓は、1958年1月18日東京生まれ。彼女は渋谷で育ち、22歳で母となり、その後アメリカへ渡るなど多彩な経験を経て日本に戻りました。1992年に離婚し、着付け講師としての道を歩んだ後、2002年にはモデル事務所を設立することになります。そして、2016年に一度はマネジメント業務を引退しましたが、23年に復帰、その数年後にがんが発症。いくつものライフステージを経て、今も闘病しながら新たな挑戦を続ける姿は、全ての女性に勇気を与えてくれることでしょう。

本書の内容



『人生、あれかこれか』は、全7章から成り、彼女の成長や試練を時系列で描写しています。

  • - 第一章:渋谷育ちの強い女の子(1958~1970年)
  • - 第二章:アメリカへの憧れ、就職(1970~1979年)
  • - 第三章:結婚、出産、渡米、離婚(1979~1992年)
  • - 第四章:娘のモデルデビュー(1992~2002年)
  • - 第五章:会社設立、大切な人たちの死(2002~2016年)
  • - 第六章:悠々自適からマネジメント再開(2016~2024年)
  • - 第七章:病を得て、思うこと、伝えたいこと(2024年~)

彼女の人生がどのように彼女自身を形作ってきたのか、また今後どんな未来を想像しているのか、本書には多くのヒントが詰まっています。

書籍情報


『人生、あれかこれか』
著者:土屋眞弓
定価:1,650円(税込)
発売日:2025年5月23日
出版:小学館
ISBN:9784093898065
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