上山の新拠点
2025-08-25 18:54:28

山形上山市に誕生する新たな拠点が地域活性化を実現!

山形上山市に誕生する風月堂プロジェクト



上山市駅前で進行中の新しい地域活性化プロジェクトが、2025年10月のオープンを目指してクラウドファンディングを実施しています。このプロジェクトは、かつての「風月堂」というお土産屋を再生し、カフェやシェアキッチン、物販スペースなどを備えた「シェアする町屋」を目指しています。

背景と課題



近年、上山市の中心市街地は観光動線の変化や空き家の増加という大きな課題に直面しています。観光客は以前は団体旅行で駅から温泉街へと向かっていましたが、現在はマイカー利用や直行バスが主流となり、駅前の賑わいは減少しています。その結果、駅前商店街の空き店舗率は年々増加し、「駅前は素通りの場所になってしまった」といった声が地元住民からも上がっています。これらの状況に対処するため、国土交通省の「空き家対策モデル事業」に採択され、駅前の空き家を活用した拠点づくりが進められることとなりました。

風月堂の施設紹介



この新しい拠点には、以下のような施設が設けられる予定です。

1. シェアキッチン



シェアキッチンは、日替わりで飲食営業や菓子製造を行いたい方々のためのキッチンです。「副業で挑戦したい」「初めての店舗に不安があるけれど、一度試してみたい」といった方々を支援することで、彼らの挑戦を後押しします。

2. 常設カフェ・飲食テナント



かみのやま温泉駅前という好立地を活かし、常設のカフェも設置されます。「低コストで自分の店を持ちたい」といった方に向けた飲食テナント枠もあり、観光客の玄関口として、また地域の人々にとっての日常の居場所として育んでいく計画です。

3. 物販スペース



シェアキッチンやカフェで生まれた商品を販売できる物販スペースも設けられます。さらに、山形県の魅力的なローカル商品や銘菓、加工品、お酒に合うおつまみ等がセレクトされて販売される予定です。来るお客さまには「少し食べて気に入ったら、お土産に」といった流れを提供し、将来的にはオンライン販売にも展開を予定しています。

この新たな拠点から、山形発の人気商品が全国的に広がる未来を描いています。

地域活性化の波及効果



このプロジェクトを通じて期待される効果は、若者や移住者の挑戦促進や独立店舗の誕生、周辺の空き家活用モデルの形成、観光客と地元住民の交流促進などです。これにより、温泉街全体が賑わいを取り戻し、観光客が浴衣姿でワインを片手に街を歩く姿も描けるでしょう。

クラウドファンディング情報



現在、クラウドファンディングが8月9日から8月31日まで実施中です。このプロジェクトの目標は内装改修費や設備整備費の一部を支援してもらうこと。リターンとしては地元食材を使ったカフェメニュー券やシェアキッチン利用券などが用意されています。

プロジェクト概要



  • - 名称:上山・風月堂プロジェクト
  • - 所在地:山形県上山市矢来1丁目3−1
  • - オープン予定:2025年10月
  • - 運営:株式会社ローカルインキュベート・株式会社やまの庭
  • - 連絡先:info@local-incubate.com

運営会社について



株式会社ローカルインキュベートは、地方で個性を輝かせる未来を実現するために、地方でチャレンジする人々のための“挑戦インフラ”を提供しています。地域おこし協力隊の採用や観光開発、起業支援などを通じて、地域課題を成長のチャンスへと変える活動を展開しています。

この新しい拠点が地域活性化につながることを期待しています。


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