観世流春の別会 2025年開催
観世会が2025年4月6日(日)に「春の別会」を開催します。この春の別会は、観世会の長い歴史の中でも最も格式の高い公演であり、毎年4月と10月に行われています。場所は、GINZA SIXの地下3階に位置する観世能楽堂です。開演は13:00、開場は12:20となっています。
プログラムの内容
今回のプログラムには、二つの能楽と狂言が含まれています。まず、能「養老水波之伝」では、シテを務める藤波重孝氏(樵翁)をはじめ、共演者たちが見事な演技を披露します。また、後のシテである山神役にも注目です。
次に、能「卒都婆小町一度之次第」では、上田公威氏がシテを担当し、力強い演技が期待されます。
さらに、狂言「呂連」には人間国宝である野村萬氏が出演し、その名演が観客を惹きつけることでしょう。釘付けになること間違いなしです。爾余の演目には、仕舞「道明寺」も予定されており、二十六世観世宗家の演技が間近で鑑賞できる機会です。
豪華なキャスト
今回の春の別会には、豪華なメンバーが揃っています。能楽のトップ演者たちが一堂に会し、その芸を披露します。後見や地謡、楽器演奏者としても、著名な方々が参加。
狂言「呂連」では、野村万之丞と息子の拳之介が親子共演する点も特筆すべきです。この一夜限りの豪華な共演を見逃す手はありません。
チケット情報
チケットは全席指定で、価格は区分ごとに設定されています。最高級のSS指定席が15,000円、S指定席が13,000円、A指定席は10,000円、B指定席は7,000円となっています。公演の開始時間や詳細についても、ぜひ会場や公式サイトで確認してください。
お問い合わせと予約
チケット予約や公演に関するお問い合わせは観世会まで。電話番号は03-6274-6579、または観世ネット(
www.kanze.net)でネット予約が可能です。コンビニでの発券も対応しています。
この春、観世流の伝統文化を体感するために、ぜひ観世能楽堂に足を運んでください。あなたの心を打つ感動の瞬間が待っています!