アメリカNo.1スウィートロール「KING'S HAWAIIAN」の夢と展望
アメリカの人気スウィートロール「KING'S HAWAIIAN」がついに日本市場へ本格上陸しました。2025年には東京・表参道にて「KING'S ORANGE ISLAND」という特別なPOP UPイベントが開催され、12日間で24,000人以上のお客様が訪れるなど、盛況なスタートを切りました。このブランドは、日系アメリカ人の創業者ロバート・R・タイラによって1950年にハワイで設立されました。彼のルーツともいえる日本への想いを胸に、ついに来日を果たした「KING'S HAWAIIAN」の魅力を探ります。
ブランドの原点
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【ロバート・R・タイラの思い】
ロバート・R・タイラは、第二次世界大戦後に日本へ帰国した際、子どもたちがベーカリーのデザートを心から楽しむ姿を目にしました。その光景が彼の心に「多くの人に喜んでもらえる菓子パン作りをしたい」という思いを芽生えさせ、KING’S HAWAIIANの誕生に至ります。この願いは、彼が日本の人々にもおいしいスウィートロールを味わってもらいたいという情熱から来ています。
02
【発展の過程】
日本市場への進出を考え始めたのはここ数年ですが、現CEOのマーク・タイラは、「ブランドとしての確立を優先したい」という思いから、日本へのアプローチを見送る判断をしました。その後、安定した供給体制を構築し、創業75周年を迎える2025年に満を持しての上陸となりました。この背景には創業家の揺るぎない信念が存在しています。
日本市場での展開
パンを通じてのブランドの魅力を広げるために、「KING'S HAWAIIAN」は東京・恵比寿での「ALOHA TOKYO 2025」や、大阪でのイベント参加など、様々な機会を通じて日本のお客様との接点を増やしています。単にスウィートロールを販売するだけでなく、日本の消費者にじっくりとブランドを知ってもらうための長期的な戦略を取る方針です。
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【ファンとの交流】
日本での認知度を高めるためには、対面でのアプローチが重要と考え、さまざまなイベントでの出展を重視しています。このようにして、プロダクトの質を実際に体験してもらうことが、ブランドに対する信頼感を高めると信じています。今後もスウィートロールの魅力を広め、日本の生活の一部として愛され続けることを目指していくとのことです。
創業家からのメッセージ
タイラ家からのメッセージでは、ハワイ州ヒロで始まった小さなベーカリーが、今や多くの人に愛されるブランドに成長したことを振り返り、日本での展開へ心からの感謝が述べられています。アロハ・スピリットを大切にし、家族や大切な人との時間を「KING'S HAWAIIAN」で楽しんでほしいとの想いが込められています。
日本初のPOP UP「KING'S ORANGE ISLAND」
この特別なPOP UPイベントは、表参道のOMOTESANDO CROSSING PARKで開催され、訪れた人々にハワイの本場の味わいと雰囲気を届けました。会場の設計は、南国のリゾートを感じさせるように工夫され、来場者はまるで異国にいるかのような体験ができました。さらに、入場は無料で、様々なパートナー企業ともコラボレーションし、楽しいイベントが盛りだくさんでした。
スライダー(Slider)とは
「KING'S HAWAIIAN」での定番メニュー、スライダーは、日本でも多くの人に愛される予定です。そのバンズに好きな食材を挟むことで、多様な料理として楽しめるのが特徴です。公式サイトでは、600以上のレシピもあり、シェアしたくなる楽しさも詰まっています。
結論
アメリカNo.1スウィートロールブランド「KING'S HAWAIIAN」は、強い想いと歴史の中で育まれたブランドです。日本市場でもその特徴を生かし、さらなる展開が期待されています。人々の笑顔をつなぐ「KING'S HAWAIIAN」の物語に、これからも注目が集まることでしょう。