カルローズの魅力と新しい防災レシピ
災害に備えての食事の考え方が進化しています。その中でも、カリフォルニア産のお米『カルローズ』を使った新しい防災レシピが注目を集めています。USAライス連合会日本代表事務所が栄養士の飯田和子先生と協力し、普段の食材を活かしつつも災害時に役立つ調理アイデアを付加したレシピを3つ提案しています。
カルローズとは
カルローズは、「カリフォルニアのバラ」を意味し、オリジナルの中粒種のお米です。その特性として、短粒種や長粒種の良さを兼ね備えており、軽やかな食感とアルデンテのような歯ごたえが楽しめます。これにより、普段の食事と非常時の料理の境界をなくし、日常生活の中から災害への準備を意識することを可能にしています。
新発想の防災レシピ
1. ポリ袋deライスサラダ
このレシピでは、全ての材料を耐熱性のポリ袋に入れて加熱・味付けします。調理が簡単なだけでなく、自宅にある具材や調味料を使って毎回変化をつけられるので、飽きずに楽しむことができます。
2. カレー風味のパエリア
災害時でも再現できるように工夫されたこのパエリアは、オイルサーディンとカレー粉を使用しています。さまざまな食材でアレンジでき、またパエリアパンや深フライパンを使うことで後片付けが楽になり、節水にもつながる利点があります。
3. トマトリゾット
衛生面を重視したこのリゾットは、ベーコンをパックの上からカットすることで汚れ物を減らしています。また、塩を使わずに粉チーズで調整する等、簡単かつ安心して作れる工夫が詰まっています。鍋一つで調理が完了する設計で、災害時にも便利です。
飯田和子先生の思い
飯田先生は、災害時だけでなく日常的にも役立つ食事の提案を行っており、身近な食材を使った薬膳料理も推奨しています。今回のレシピ開発にもその理念が反映されており、食を通じていつでも備えられる意識を広めています。
「晴海でASOBO! sai」イベント
この新しい防災レシピの紹介は、2025年9月23日に開催される「晴海でASOBO! sai」イベント内のカルローズブースでも行われます。ここでは、ポリ袋deライスサラダについての体験ができ、その他にもカレー風味のパエリアやトマトリゾットの作り方が紹介される予定です。
イベント詳細
- - 開催日:2025年9月23日(祝日)
- - 場所:都立晴海ふ頭公園(東京都中央区)
- - 参加費:無料(体験プログラムの一部は有料)
このように、カルローズと共に普段の食事を見直し、いざという時に役立つメニューを揃えておくことで、安心した毎日を送ることが可能になります。未経験の災害に備えるため、ぜひこの防災レシピを実践してみてください。