和風スパイスの魅力が詰まった「頂マーラータン」の10周年記念特集
2023年、和製マーラータンの先駆けとして名を馳せる「頂マーラータン」が創立10周年を迎えます。この記念すべき年に、事業統括責任者の二瓶寛史さんにインタビューを行い、ブランドの魅力や今後の展開についてお話を伺いました。
頂マーラータンの魅力とは?
新大久保に店舗を構える「頂マーラータン」は、通常のマーラータンとは一線を画す和風のスープとスパイスのバランスが特徴です。二瓶さんはこのブランドの強みを「和製マーラータンとしての独自のアイデンティティ」と語ります。
「私たちのスープは和風だしと様々なスパイスが絶妙に調和し、他では味わえない深い風味を実現しています。特に奈良県産のオリジナル極太生春雨は、この料理の味わいを一層引き立てています。何度食べても飽きが来ない、そんな美味しさを追求しています。」
この独自の味は創業者の齋藤悠氏によって生み出されました。彼は、日本初の人気マーラータン専門店「七宝麻辣湯」で、現地の味を日本風にアレンジする役割を担い、独自のレシピを開発しました。
斎藤氏の追求する理想の美味しさ
齋藤氏のご実家は、2023年のラーメン総選挙で日本一に輝いた「東軒」という名店。その影響を受け、齋藤氏は高級だしの飛魚出汁を取り入れたスープを開発しました。これにより、風味と旨味の絶妙なバランスが生まれたのです。
「私たちは食材の選定から、調理法に至るまで徹底的にこだわっています。その結果、30種類以上のスパイスや出汁の組み合わせによって生まれたスープは、健康を意識した『医食同源』の思想とも結びついています。」
ネクスターホールディングスとの関係
ネクスターホールディングスの社長、細田悠巨氏が「頂マーラータン」のファンであることが、このブランドの全国展開を加速させました。細田氏が初めて「頂マーラータン」に出会ったのは、お父様の入院見舞いの帰り道でした。
「彼は心に響く味に感動し、この素晴らしいマーラータンを全国に広めたいと思ったと言っていました。」
軽快なトークを交えながら、二瓶氏は「本当にこの味が好きで来てくれるスタッフが多く、営業先の試食会でも必ず好評を得るので、自信を持って営業に臨めます。」とその後の人気の要因を説明しました。
サウナと共に進化する「サ飯マーラータン」
さらに注目すべきは、新たに開発された「サ飯マーラータン」です。このメニューはサウナで失われる栄養素を補うことを目的としており、温浴施設向けに特別に作られました。
「サウナ人気と『サ飯』のトレンドに着目し、食材を選別しトッピングを自由に選べるスタイルにしました。美容や健康促進を目的とした特別メニューです。アオサを多く使うことで、必要なミネラルを効率よく補給できます。」
今後の展望
「頂マーラータン」は高品質な素材にこだわっているため、価格が高くなりがちですが、それでも消費者に届くような戦略を考えています。特にインフルエンサーマーケティングを活用して、品良く魅力を発信しています。
「私たちは250名ものアンバサダーを使い、多様なジャンルからマーラータンの魅力を伝えることができています。今後は、地域に根ざした展開や、海外市場への参入も視野に入れています。」と二瓶氏は話す。
このように、「頂マーラータン」は今後も多様な可能性を追求し続け、さらなる進化を目指すことでしょう。10周年を祝う特別なクーポンも発行され、多くの人々がこの魅力的なスープを楽しむ機会が広がります。温かい心を持って迎えてくれる「頂マーラータン」の未来に、ぜひ注目をしてみてください!