コクヨ×くるりのコラボ
2025-10-16 18:48:22

コクヨがロックバンドくるりのツアービジュアルを手掛ける魅力

コクヨがロックバンドくるりのツアービジュアルを手掛ける魅力



コクヨ株式会社がそのインハウスチーム「YOHAK DESIGN STUDIO」によって、ロックバンド「くるり」のコンサートツアー『くるりツアー25/26 ~夢のさいはて~』のビジュアルデザインを担当しました。このコラボレーションは、コクヨが2025年の120周年を迎えるにあたる大きなプロジェクトでもあり、両者にとって特別な意味を持っています。

コクヨにとってこの機会は、自社のコーポレートメッセージ「好奇心を人生に」を体現した「好奇心あふれるパートナー」として、来年30周年を迎えるくるりとの協業を意味します。コクヨは、様々な取り組みを通じて音楽とデザインの新たな可能性を切り拓こうとしています。

特に注目すべきは、2025年10月11日と12日に開催される「京都音楽博覧会2025」への協賛を皮切りにした、ツアービジュアルの制作において、コクヨのアートとデザインへの情熱が結実している点です。この作品は、ファクトリー+プリンティングレーベル「COPY CORNER」のリソグラフ印刷によって製作されており、独特な質感とカラーによって目を引く作品となっています。これにより、観客は過去のライブショットの中で散りばめられた夢や記憶の断片を感じ取ることができ、その美しさに引き込まれることでしょう。

また、ツアービジュアルは全15公演に合わせてそれぞれ異なるデザインが施されており、コクヨが持つオリジナルのビジュアルデザインノウハウが存分に発揮されています。下部には30周年を迎えるくるりの歴史を強調したリズム感で文字が配置されており、その流れが「さいはて」の先へと続く印象を与えます。

この膨大な制作過程の背景には、クリエイティブディレクター安永哲郎、佐々木拓、アートディレクター鳳崎優和のチームがあり、彼らはそれぞれの専門性を活かして共同作業をしています。

ファクトリー「COPY CORNER」は、原宿の商業施設「ハラカド」に位置し、様々なクリエイターとのコラボレーションを通じてプリントサービスを提供しています。ここでは、使い手と作り手が共に価値を創出し、新たな体験を享受できる場として機能しています。おそらく、くるりのツアービジュアルに使われているリソグラフ印刷は、こうしたささやかな実験の結果として生まれた成果でしょう。

最後に、このプロジェクトはただのビジュアルデザインに留まらず、音楽とアートの融合による新たなエンターテインメントの体験を提供することを期待されています。コクヨの歴史に根ざしつつも、現代のニーズに応えるこの試みは、今後さらに多くのファンの心を掴むことでしょう。これからの展開にもぜひご注目ください。


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