美術館の垂れ幕をクリスマスの飾りに変える!
あなたは、古いものが新しい命を吹き込まれる瞬間を目の当たりにしたことはありますか?
今年のクリスマスをより特別なものにするため、大阪中之島美術館で行われるアップサイクルプロジェクトが開催されます。この企画では、昨年の「モネ 連作の情景」の巨大な垂れ幕を使用し、参加者自身の手で「クリスマスフラワーリース」に生まれ変わらせるワークショップが行われるのです。
ワークショップの詳細
11月16日(日)の午前10時30分と午後2時から、各回20名を募集します。対象は小学5年生以上で、参加していただくための費用は500円(税込)。事前申し込みは大阪中之島美術館のチケットサイトから行えます。美術館が位置する美しい中之島の景観をバックに、アートを楽しみながらクリスマスの準備ができる素敵な機会です。
アートとサステイナビリティの融合
このアップサイクルワークショップは、美術館の垂れ幕が役割を終えた後、単なる廃棄物として処理されるのではなく、みんなの手によって新しい形に変わるのが魅力です。このプロジェクトはSDGsの精神にも符合しており、環境に配慮しながら社会福祉にも寄与しています。実際、作業は障がい者福祉法人「いちょうの森」が担当しており、彼らが事前に垂れ幕をカットし、速乾性のボンドを用いて加工を施します。
楽しみながら思い出を形に
参加者は、作業を通じて自己表現の楽しさやアートの身近さを感じることが出来ます。また、クリスマスシーズンにぴったりのフラワーリースを作ることで、家庭に彩りを加えるだけでなく、思い出を形にすることもできます。
今までのワークショップの振り返り
第1回から第11回までのこれまでのワークショップでは、様々な展覧会の垂れ幕をアート作品に変換することに成功しています。ハンギングオーナメントやお花の吊るし雛、フォトフレームなど、参加者のクリエイティビティが反映された作品の数々が生まれました。
大阪中之島美術館の魅力
2022年に開館した大阪中之島美術館は、19世紀後半から現在にかけての優れた美術とデザインのコレクションを所蔵しており、訪れる人々にとっての癒しと刺激の場となっています。「様々な人と活動が交錯する都市のような美術館」を目指し、誰もが気軽に楽しめる空間を提供しています。
知らなかったアートの世界を体験し、自分のクリスマスを彩るリースを手に入れるチャンスをお見逃しなく!参加申し込みは早めにどうぞ!