みその小学校
2025-08-06 10:38:08

中部地域の食文化を学ぶ「みその小学校」開催レポート

「みその小学校」in フライト・オブ・ドリームズ



2025年7月31日、中部国際空港株式会社が主催し、のだみそ株式会社と共に小学生向けの体験イベント「みその小学校」を開催しました。このイベントは中部地域の特産である発酵食文化を知り、地域に対する愛着を深めることを目的としています。参加者は主に小学校高学年の子どもたちで、約60名が集まりました。

発酵食文化を体感する



会場となったフライト・オブ・ドリームズは、ボーイング787初号機が展示されている場所。この独特な環境の中で、子どもたちはみそ作りに挑戦しました。

みそ作りは大豆の押しつぶしから始まります。参加者たちは自分の力で大豆をつぶすことに一生懸命になり、時には親からのサポートを受けたりしていました。押しつぶした大豆には、米こうじと塩が加えられ、発酵のために混ぜ合わせていきます。

「いい匂いがする」と言いながら、子どもたちはその香りに感動し、体験を楽しんでいる様子が伺えました。混ぜた材料は、保存用の袋へ移し替えられます。多くの親は、その様子をスマホで記録に残しながら、夏休みの良い思い出にしようとしていました。

思い出作りと家族の絆



最後に、自分の作ったみそにオリジナルのデコレーションを施し、参加者はそれぞれの家庭に持ち帰りました。それから約2か月間は、自宅で育てることになります。ちょうど敬老の日に間に合うタイミングで、手作りみそをおじいちゃんやおばあちゃんに贈ることができるのも、このイベントの魅力の一つです。また、どのような料理に使うか、どんな具材を入れるかを家族で考える時間も、大切な絆を深めます。

地域の発酵食文化への思い



中部国際空港株式会社の担当者は、子どもたちが楽しむ姿を見られて達成感を感じていたと語ります。「中部地域の魅力を発信する力を持っている空港だからこそ、地元の発酵食文化を体験することが重要です」とのこと。また、のだみそ株式会社の野田好成氏も、子どもたちとのみそ作りが特別な体験であり、発酵食文化は代々受け継がれるべきものだと考えています。

このように、「みその小学校」はただの体験イベントにとどまらず、パートナーシップとして重要な役割を果たし、子どもたちが地域の魅力を学び、未来へつなげるきっかけを提供しました。さらなる発展に期待が寄せられています。今後、こうしたイベントが継続され、地域の食文化が後世に受け継がれていくことを願っています。


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