小泉八雲とセツの英語レッスンを型にした新商品
2025年4月から、松江市の洋菓子店「松江クロード」で珍しい焼き菓子が登場します。その名も『ヘルンサブレ -八雲とセツの英語レッスン-』。この商品は、小泉八雲とその妻・セツをテーマにしており、ふたりの交流や異文化理解の物語を焼き菓子として表現したものです。
このサブレの開発は、松江市が進める地域活性化の取り組みの一環として進められました。2024年の秋に開設予定の「小泉八雲・セツのドラマ応援室」が発端となり、八雲夫妻の魅力を広めるために企画されたのです。担当職員が寺島奈実氏に相談し、商品の具現化が進んでいったという経緯があります。
『ヘルンサブレ』には、八雲がセツに英語を教えている様子や、英単語帳から選ばれたユニークな単語がプリントされています。サブレやパッケージは遊び心溢れるデザインで、観光のお土産やギフトにもぴったりです。
ミニサイズのサブレが5枚入っており、誰でも手に取りやすくなっています。この新商品を通じて、八雲夫妻の温かい交流を感じてもらい、松江の文化の大切さを知ってもらえればと考えています。松江の観光地としての魅力を引き立て、訪れる人々に新しい体験を提供します。
商品の詳細
- - 商品名: ヘルンサブレ -八雲とセツの英語レッスン-
- - 発売日: 2025年4月25日
- - 価格: 税込972円
- - 販売場所: 松江クロード(島根県松江市上乃木7丁目10-6)
この商品は、八雲がセツに教える英単語の様子を描いたイラストと共に、ユニークな英単語がプリントされているため、そのデザイン性も楽しめます。特に「sleepy」を「シレーペー(ねむたえ)」と記したセツの面白い表現は、観る人をほっこりさせるでしょう。
商品に使われるパッケージは、英単語帳を模した形になっており、おしゃれでストーリー性に富んだ仕上がり。これにより、若い世代からお年寄りまで多くの人が手に取れる商品になっています。
松江クロードは、怪談や文化をテーマにした様々な“怪談グルメ”の商品を展開しています。今回の『ヘルンサブレ』もその一環で、地域の歴史や文化、洋菓子の魅力を組み合わせており、松江ならではの新しいお菓子として期待を寄せています。
この新たな銘菓を手に取り、小泉八雲とセツの物語を感じてみてはいかがでしょうか。松江の新たな魅力を、ぜひとも楽しんでいただきたいです。松江市は、この商品を通じて観光や話題作りに貢献し、地域の活性化を目指してゆくことでしょう。特に、連続テレビ小説『ばけばけ』の放送と共に、一層多くの人々に小泉八雲とセツの魅力が広がることを願っています。