天然醸造のこだわりと新ラインナップ！マルキンの木桶仕込み醤油

マルキンの木桶仕込み醤油が新登場

盛田株式会社が愛知県名古屋市で展開する「マルキン天然醸造蔵」の木桶仕込み醤油に、業務用商品ラインナップが追加されることになりました。新たな商品として、1.8リットルハンディペットボトルと18リットルバッグインボックスが加わり、2025年9月8日からの発売が予定されています。この新商品によって、業務用としての幅広いニーズに応えることができます。

日本一の木桶を使用した醤油作り

天然醸造蔵では、110年以上の歴史を持つ合掌造りの建物の中に、なんと306本もの秋田杉で作られた5,400リットルの木桶が保管されています。これは「日本で最も多くの木桶を所有する天然醸造醤油蔵」として、日本記録認定協会にも認定されています。また、国の登録有形文化財にも指定されており、その伝統的価値は計り知れません。

木桶仕込みの愛される理由

マルキンでは、これらの木桶を使用し、「天然醸造」という昔ながらの製法を守っています。この製法では、人為的な温度調整は行わず、自然の温度変化を利用して醤油を醸造します。これにより、じっくりと発酵・熟成が進み、まろやかで深い味わいを生み出します。

醤油に宿るエステルの香り

マルキンの木桶仕込み醤油は、その香りや味の質においても一線を画しています。エステル系の成分が多く含まれており、フルーティーで甘い香りが特徴です。これは、発酵過程で生成される成分であり、料理に奥行きと深みを与えます。実際、香川県産業技術センターによる分析では、マルキンの醤油には他のタンク仕込みの醤油に比べてエステル系の香り成分が豊富に含まれていることが確認されています。

プロフェッショナルの選択肢

新しいラインナップにより、食品加工業や外食産業でも幅広い使用が可能になります。まろやかで奥深い旨みのあるこの醤油は、特にラーメンスープやタレに最適です。スープの中で醤油の旨味が活き、そのまま味を引き立てつつも、最後には飽きのこない絶妙なキレを演出します。料理の味わいに抑揚を加えるため、この醤油が選ばれる理由がわかります。