CULTAが新たに立ち上げたプレミアムイチゴブランド「SAKURA DROPS」
会社株式会社CULTAは、東京都小金井市に本社を置く企業で、最近、自社が開発した独自品種を用いたプレミアムイチゴブランド「SAKURA DROPS」を発表しました。これは、甘味を重視する東南アジアの消費者ニーズに応えるために、特に高糖度と輸送時の鮮度保持力が特徴のイチゴです。
この新ブランドは、シンガポールとマレーシアの高級スーパーで日本産イチゴを販売することで、現地の消費者に高品質な果物を提供することを目的としています。シンガポールの「Cold Storage」や、マレーシアのチェーン「Jaya Grocer」と「De Market」で展開されており、これらの店舗で販売される国産イチゴの品質が高く評価されています。
SAKURA DROPSの特長
「SAKURA DROPS」は、CULTAが革新的な育種技術を用いて開発した、特に品質の高いイチゴです。その糖度が高いのはもちろん、輸送時にも優れた鮮度を保持できるため、遠方への輸出でも安心です。
このブランドは、CULTAが提携する全国11都道府県におよそ16の生産者から収穫されたイチゴを主に使用しています。生産者との協力体制をしっかり築いて、収穫したイチゴを原則全量買い取り、一部を「SAKURA DROPS」として海外に輸出しています。
販売店舗と地域展開
シンガポールでは、Cold Storageがこのブランドの販売を主導しており、1903年創業の老舗スーパーマーケットとして知られています。特に品質の高い輸入食品を扱うことで名を馳せています。SAKURA DROPSは、わずか5店舗で先行して販売を開始しています。一方、マレーシアの「Jaya Grocer」は、国内に50を超える店舗を持つプレミアムスーパーマーケットであり、SAKURA DROPSは3つの店舗で取り扱われています。
また、De Marketは、クアラルンプールの高級スーパーマーケットの一つで、このブランドの取り扱いによって、より多くの消費者に届くことを目指しています。
市場での評価と今後の展望
「SAKURA DROPS」は、プレミアム農作物として位置づけられ、販売価格は現地で日本円換算で約1,500円から2,500円とされています。この高価格帯のイチゴは、高品質な日本産として東南アジアの市場で高い評価を得ています。今後、CULTAは東南アジアのさらなる市場拡大を目指して、国内生産者との連携を強化し、持続可能な供給体制を構築していく計画です。
このように、CULTAは「SAKURA DROPS」を通じて、高品質な日本の果物を海外に広めていく努力を続けています。国内外の消費者に愛されるイチゴブランドとなることを期待しています。