懐かしい昭和の味を現代に！サンボアカレーの復活プロジェクトが始動

昭和の味、サンボアカレーがよみがえる

昭和100年の節目を迎える2025年、懐かしの味が再び私たちの食卓に帰ってくる。APOLLO ASHIYAが手がける「シンサンボアカレー」は、学生たちに愛された伝説の食堂「サンボア」の味を完全復刻するプロジェクトだ。

サンボアカレー：あの懐かしい思い出

1970年代、西宮北口で多くの学生たちに親しまれた「サンボア」。そのカレーは、独特の辛さと酸味が特徴で、他にはないシャバシャバのルーと小さなカツ、サラダとして添えられた千切りキャベツが絶妙にマッチしていた。閉店から数十年が経った現在でも、その味を語り継ぐ人が多く、地域の記憶として深く根付いている。

昭和と未来を繋ぐ食の物語

このプロジェクトは、ただのカレーの復刻に留まらず、地域の記憶や文化を未来へ継承する重要な物語でもある。阪神淡路大震災から30年を迎える2025年というタイミングで、サンボアカレーの復活は地域の象徴となり、震災で受けた傷からの再生を意味する。

クラウドファンディングの詳細

このサンボアカレーの復活は、クラウドファンディングを通じて実現に向かう。開催期間は2025年5月9日から6月22日まで。目標金額は300,000円で、参加者には様々なリターンが用意されている。特に、早得セットや特別試食体験、さらには店舗貸切パーティープランなど、多様な選択肢が楽しめる。

誰もが求める「また食べたくなる味」

プロジェクト代表のスティーブ宮田は、「子供の頃、外食はいつも冒険でした。サンボアのカレーはそんな思い出の一杯。私の子供たちにも、この魔法の味を届けたい」と語る。何度も試作を重ね、現在APOLLO ASHIYAで提供中のカレーの味をレトルト版でも完全再現するその試みは、多くの人々に感動をもたらすだろう。