ロンシャンの体験型フラッグシップストアが上海に登場！

ロンシャン新店舗「ラメゾンドゥファミーユ」について

ロンシャンが、2025年10月28日に上海にオープンする体験型フラッグシップストア「ラメゾンドゥファミーユ」。この店舗は、中国において初めてのロンシャンによるフラッグシップストアであり、実に9店舗目となります。位置するのは、東洋のパリとして知られる上海のフランス租界。この地域は、並木道や静かな広場、魅力的な石庫門建築があります。

この歴史的な建物は、なんと1948年に構築され、150平方メートルもの広さを誇っています。ロンシャンの創業年と同じ年に建てられたこの場所では、パリの豊かな生活美学と上海の国際色豊かな雰囲気が融合し、新しい創造的な体験を生み出しています。「ラメゾンドゥファミーユ」は、家族の温もりを感じられる空間が待ち受けています。

設計へのこだわり

この2階建ての店舗は、モダニズム様式を取り入れた美しいデザインが特徴です。赤瓦の四面屋根は、青々としたフランス青桐の木漏れ日を受け、鉄製の窓が印象的な外観を演出しています。内部には、繊細なモールディングやヘリンボーンの寄木細工で仕上げられた床があり、パリのアパルトマンを彷彿とさせる優雅さを持っています。これにより、時を超越した魅力を放つ空間となっています。

ロンシャンでは、家族の絆や温かなつながりを大切にしながら、芸術性や創造性を重視した空間作りを行っています。「ラメゾンドゥファミーユ」の設計は、創業家の三代目と四代目の個性が反映されており、あらゆる世代の人々に親しまれることでしょう。

ゲストを温かく迎える

上海武康路に位置するこのフラッグシップストアは、すべての訪れる人をロンシャン・ファミリーの一員として迎え入れることを意識しています。店舗内では、第二の我が家のような居心地の良さを感じることができ、訪問者はまるで自分の家にいるかのような感覚になります。ロンシャンにおける家族のつながりをテーマにしたデザインは、訪れる誰もが特別な体験を得られる場所となることでしょう。

ロンシャンの魅力

1948年にパリで創業されたロンシャンは、オーセンティシティとエナジーが調和したブランドです。創業当初から70年以上の歴史を持ち、革巻きパイプからスタートしたロンシャンは、現在ではフランスのサヴォアフェールを反映したアイコニックなバッグコレクションや、現代のパリジェンヌに向けたスタイルを発信しています。

特に、1993年に発表された「Le Pliage®」や「Le Roseau」などの製品は、日本の折り紙や竹をモチーフにしており、ロンシャンのユニークなセンスを物語っています。また、近年ではサステナビリティにも力を入れ、再生素材を使用した製品展開に努めています。すべての「Le Pliage®」は、2022年末をもってリサイクルナイロンに切り替えられました。

ロンシャンは、伝統を守りながらも革新を続けており、次世代へと繋がる魅力的なブランドとして、これからも成長し続けることでしょう。これからのロンシャンの活動と「ラメゾンドゥファミーユ」に期待が高まります。