伊佐市の新たな宝、「にじのきらめき」
鹿児島県の伊佐市から新しいお米「にじのきらめき」が登場し、今注目を集めています。この品種は、2018年に国の研究機関である農研機構により開発されたもので、様々な特性を持っていることから「にじのきらめき」と名付けられました。高温耐性や病気への抵抗力が高いこのお米は、気候変動の影響を受けやすい現代の米作りにおいて特に重要な存在となってきています。
伊佐市の特別な環境
伊佐市は、鹿児島県内で最も米の生産面積や生産量が多い地として知られています。その地理的特性により、古くから「薩摩の米蔵」として重宝されてきました。この豊かな大地で作られるお米は、先祖代々の稲作文化と作り手の愛情によって育まれています。
「にじのきらめき」の特徴的な点は、粒が大きく見た目に美しいだけでなく、食べた時のもっちりとした食感や甘みが際立っています。そのため、和食はもちろん、洋食や中華、さらには丼ものなど、幅広い料理にマッチする万能なお米です。
受け入れ準備万端、ふるさと納税の返礼品
令和7年産の「にじのきらめき」の受付が始まっています。伊佐市では特別栽培米として、このお米をふるさと納税の返礼品として提供しています。3kgが9,000円、5kgが13,000円という寄附金額で、手軽に高品質なお米を楽しむことができます。
【寄附ポータルサイト】
農家の絆と手作りのマインド
伊佐市の「にじのきらめき」は、エコファーム永池という農事組合法人が育てています。熟練した米農家が結集し、伝統を重んじた「助け合い」の精神でお米を育てています。土作りから敏感に行い、田植えや稲刈りまで、すべての工程を地元の生産者が自らの手で行うことから、安心・安全な美味しさが実現しています。
伊佐市の魅力と観光
伊佐市は、熊本県と宮崎県との県境に位置し、自他ともに認める穀倉地帯です。冬には厳しい寒さが訪れ、「鹿児島の北海道」とも称されるこの地は、四季折々の美しい自然景観が魅力です。春には桜が楽しめる忠元公園、夏には星空が広がる曽木発電所遺構、秋は黄金に輝く稲穂と紅葉が美しいスポットとして観光客を惹きつけています。
結論
「にじのきらめき」は、伊佐市の自然環境や農家の情熱が詰まった、新しいお米の形です。多様な料理に合うその美味しさを体験することで、伊佐市の豊かさを感じることができるでしょう。ぜひ一度、その虜になってみてはいかがでしょうか。