新たな味わいの誕生
北陸・富山の三郎丸地区にて、注目のコラボレーションスイーツが誕生しました。名は「三郎丸蒸留所のウイスキーカヌレ」と「香酒花(かすか)酒粕ティグレ」。これらは地元の若鶴酒造と「Patisserie Vert(パティスリー ヴェール)」、さらに地域の福祉作業所が手を組んだプロジェクトの成果です。
若鶴酒造は、地元で新しい味覚を提供するために、近隣企業や店舗と連携し、地域の活性化を目指して活動しています。このコラボレーションは、地域の力を結集することで実現したもので、味わいだけでなく、その背景にも温かい地域の意志が込められています。
こだわりのスイーツ
三郎丸蒸留所のウイスキーカヌレ
まずご紹介するのは、三郎丸蒸留所が手がけた「ウイスキーカヌレ 3個セット」。こちらは、自社ウイスキー「SAB.SUNSET RED」をたっぷりと使用したプレーンとチョコの2種類に加え、爽やかな梅味を楽しめる「UMESKY」バージョンもラインナップ。
このカヌレは、独特の食感と深い風味が特徴で、特にウイスキーの芳醇な香りがほのかに広がり、ひと口で贅沢な気分に導いてくれます。いずれも冷凍での保存が必要ですが、ぜひ解凍してから2日以内に味わってほしい一品です。
香酒花 酒粕ティグレ
次にご紹介するのは、「香酒花(かすか)酒粕ティグレ 5個セット」です。これは、苗加屋の純米大吟醸の酒粕を使用し、しっとりとした生地にチョコレートのリッチな風味が加わります。
このティグレは、華やかな香りと優しい甘さが特徴で、口に含むとそのバランスの良さに驚かされます。バラ売りも行っており、気軽に一つだけ試してみるのにも最適です。こちらも冷凍保存が必要で、解凍後は1週間以内に楽しんでいただけます。
地域の力を感じる
これらのスイーツは、若鶴酒造の代表取締役社長、稲垣貴彦氏のリーダーシップのもと、地域とのつながりを大切にしながら開発されました。また、パティシエの藤井雄大氏は、実力派の新進気鋭として知られ、地域の人々への助けを思い出すことで、「お菓子の力」を実感するきっかけとなった経験も持っています。
さらに、地域の福祉作業所「手をつなぐとなみ野」は、就労支援の一環として、お菓子の製造や軽作業を通じて地域に貢献しています。ここでも、地域との密接な関わりを持ちながら、働くことの喜びや自信を育んでいます。
このように、三郎丸の新たなコラボスイーツは、ただ美味しいだけではなく、その裏にある地域の人々の想いを感じることができるスイーツです。ぜひ一度、味わってみてはいかがでしょうか。9月13日から、若鶴酒造のショップにて販売が開始されますので、貴重な機会をお見逃しなく!
まとめ
地域の企業やメンバーが一体となって生み出した新しいスイーツ、三郎丸蒸留所のウイスキーカヌレと香酒花酒粕ティグレ。このコラボは、地域活性化だけでなく、美味しい味わいが詰まったスイーツでもあります。お楽しみください!