北九州名物「鯖のぬか炊き」が万博に登場!
大阪・関西万博の会場であるORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』に、北九州市の名物料理「鯖のぬか炊き」が具材として用いられたおにぎり専門店「ONIGIRI WOW!」が出店しています。このイベントは地域の食文化を広める素晴らしい機会となっており、多くの来場者に楽しんでいただけることでしょう。
「鯖のぬか炊き」とは?
ぬか炊きとは、一般的に青魚を独自のぬか床で炊き込む調理法で、特に旧豊前国と呼ばれる地域に伝わる伝統的な郷土料理です。これにより、魚の旨味が引き立ち、家庭の食卓でも親しまれてきた一品となっています。実は、全国的に見てもぬか床を使って炊き込む料理はあまりなく、北九州の特色を色濃く反映しています。
ONIGIRI WOW!の魅力
「ONIGIRI WOW!」は、大阪市の夢洲にある大阪・関西万博内の外食パビリオンに出店するおにぎり専門店です。最新の炊飯ジャー「炎舞炊き」で仕上げたごはんを使用し、常時4種類の定番おにぎりを販売しています。さらには、日本と世界のおにぎりをテーマに、約6ヵ月の会期中に毎月新たなおにぎりを展開予定です。
9月17日から10月13日までの期間中、九州・沖縄エリアの代表メニューとして「鯖のぬか炊きおにぎり」を味わえるチャンスがあります。この料理を通じて、北九州の魅力を多くの人々に知ってもらえる機会です。
百年床 宇佐美商店のこだわり
おにぎりの具材を提供するのは、北九州市小倉北区にある「百年床 宇佐美商店」です。この老舗店は100年以上も続くぬか床を守り続け、地元の食文化を支える大切な存在です。ぬか炊きやぬか漬けなど、素材の旨味を最大限に引き出した商品を用意し、現代のライフスタイルに合った新しい商品開発にも取り組んでいます。
万博の後は本場・北九州で
万博を訪れた後はぜひ、本場である北九州市でも「鯖のぬか炊き」を楽しんでみてください。小倉駅周辺には「ぬか炊き」を手軽に食べたり、買ったりできる店舗が充実しています。地元の食文化を体験し、おいしい料理を味わうことができるマップも無料で配布されています。さらに、北九州市のホームページには、地元のおすすめ店舗やぬか炊きの歴史などの詳細情報も掲載されているので、ぜひ訪問する際の参考にしてください。
本場のぬか炊きを味わう機会を通じて、北九州の豊かな食文化に触れてみてはいかがでしょうか。伝統の味、ぬか炊きを楽しみながら、地域の歴史にも思いを馳せる特別な体験をお楽しみください。