アオノリポップコーンの想い
2025-03-28 13:54:52

高知の子どもたちが描く未来の海!アオノリポップコーンの取り組み

高知の子どもたちが描く海の未来



高知県の子どもたちが「アオノリを守りたい」という熱い思いを込めて制作したのが、「高知の海香る アオノリポップコーン」です。この取り組みは、一般社団法人海と日本プロジェクトin高知が中心となり実施され、子どもたちは自らの手で新たな商品を生み出しました。

アオノリポップコーン販売の目的



アオノリポップコーンの販売を通じて、得られた売上の一部は高知大学に寄付され、アオノリの研究資金として使われます。特に注目されるのは、ここの子どもたちが「今、高知の海で何が起きているのか」をリアルに体感し、それに対するアクションを起こすための学びの場を提供することです。これにより、次世代へ美しい海を受け継ぐ貴重な知識と意識を育てています。

海洋体験学習とその意義



高知には、森林率が全国一位の地区があり、その恵み豊かな森が流れる清流が、豊かな海を形成しています。しかし、近年は温暖化の影響を受けて、海の生態系が大きく変わり、生き物たちにも影響が出ています。このような現状を受けて、高知アオノリキッズアドベンチャーというイベントが開催され、子どもたちは海の環境変化を学ぶことができる機会が与えられています。

アオノリなどの海藻は、地球温暖化の要因ともいわれる二酸化炭素を減らす手助けができる植物です。海の植物が光合成を行い成長することで、私たちの環境を守る役割を担っています。

子どもたちのクリエイティビティ



このプロジェクトでは、高知県土佐市のドラゴン広場や高知海洋高校のイベントで、子どもたちが自身のデザインしたパッケージでアオノリポップコーンを販売しました。子どもたちが描いたイラストは、アオノリへの愛や夢がいっぱい詰まっていて、見ているだけでその想いが伝わってきます。

外見だけでなく、内側にもこだわったこのポップコーンは、子どもたちが自らの手で作り上げた特別な味わいです。この味は、単なるおやつではなく、環境を守るという強い意思を伴った商品として、親子で楽しむことができます。

未来を担う子どもたちの支援



高知大学で研究する平岡雅規教授と難波卓司准教授は、「ご寄付をいただきありがとうございます。子どもたちと触れ合い、とてもいい刺激になり、研究の励みになりました」とコメント。子どもたちの応援を受けながら、さらなる研究を進め、美しい海を未来へつなげる努力が続けられています。

続け、海の恵みを守る活動



この取り組みは、ただの一時的なイベントに留まらず、海と日本プロジェクトの重要な一環として位置付けられています。日本の海の恵みを次世代へ引き継ぐために、今後もさまざまな活動が展開されることでしょう。また、全国からの支援や関心がさらなる広がりを見せています。
今後も子どもたちが描く未来の海を守るために、私たち一人ひとりが出来ることを考え、行動していきたいですね。


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