赤穂化成の池上社長が旭日単光章を受章！その背景と意義を解説

赤穂化成の池上良成社長が旭日単光章を受章

兵庫県赤穂市に本社を構える赤穂化成株式会社の代表取締役社長、池上良成氏が、令和7年春の叙勲で旭日単光章を受章したことが発表されました。池上社長は、国内の無機化学業界において重要な役割を果たし、特に食塩やミネラル研究の分野で多大な功績を残してきました。

春秋叙勲について

春秋叙勲は、国家または公共のために顕著な功労があった人物に授与される勲章制度です。春と秋に年2回行われ、さまざまな分野で活動している方々がその功績を認められています。池上社長は、ミネラルに関する啓蒙活動や、地域特産品の塩を通じた地域活性化などの取り組みが評価され、旭日単光章を受章するに至りました。

池上社長のコメント

受章を受け、池上社長は「この光栄は従業員や関係者の尽力のおかげである」と述べ、感謝の意を表しました。また、塩業界に長年携わってきた経験から、国家からの認知は大きなモチベーションであるとも話しました。彼は、この受章が塩事業の重要性を再認識する契機になると考えており、塩の自由化から20年、さらには400年の歴史を迎えるにあたって、新しい海洋文化の創造に挑戦し続ける意欲を示しました。

池上良成氏のプロフィール

池上良成氏は1948年4月24日生まれ。1979年に赤穂化成に入社し、1999年に代表取締役社長に就任。以来、地域活性化やミネラルの重要性を広める活動を続け、2010年には高知大学の客員教授にも就任した実績を持っています。池上氏のリーダーシップの下、赤穂化成はAKOグループとしての地位を確立し、その成長に貢献してきました。