テクノロジーで健康を支える企業・issinが「Healthtech Summit 2025」に登壇
東京大学発のヘルスケアスタートアップ、issin株式会社(以下「issin」)が、代表取締役の程 涛(てい・とう)が「Healthtech Summit 2025」に登壇し、注目を集めました。このイベントは、ヘルスケアとテクノロジーを融合させた最前線を発信する国内最大級のカンファレンスです。
登壇の概要
登壇日時は2025年12月8日(月)の16:40から17:40、セッションでは「食事から広がる予防医学の可能性」をテーマに、日常的な栄養選択がどのように健康に寄与するかについて議論が繰り広げられました。医療の焦点が従来の治療から予防へと移行する中、日常的に取り入れやすい「栄養」が健康維持のための重要な手段として注目されています。
程の発言によれば、食事の選択がどのように人々の身体をアップデートするか、その商業的な可能性や限界も探求されました。対談には、他の専門家たちも参加し、各自の視点から意見を交わしました。
また、issinが開発した無料スマホアプリ「ウェリー」についても紹介されました。人々の生活習慣を、もっとラクに楽しく改善し、サポートすることを目指しています。
ウェリーの機能
「ウェリー」は、issinの製品を持っていない方でも利用可能で、毎日の生活習慣の改善をサポートします。具体的には、食事の写真を撮るだけでカロリーや栄養バランスをAIが解析します。さらに、ゲーム感覚でエクササイズを楽しめる「スイカゲーム エクササイズ版」も搭載されており、運動が苦手な人でも続けやすい工夫が施されています。
ユーザーは、その日の体重や活動量をリアルタイムで確認し、健康状態を把握できるため、家族や友人と一緒に取り組むことも可能です。このように、issinは個々の健康管理に加え、家族全体のヘルスケア体験を進化させています。
Healthtech Summit 2025の詳細
「Healthtech Summit 2025」は、2025年12月7日(日)と8日(月)に東京都日本橋で開催され、オンラインでの視聴も可能です。今年で11年目を迎える本カンファレンスでは、多くのスタートアップや企業が集まっており、講演やパネルディスカッション、ピッチコンテストなど盛りだくさんの内容です。特に、AIなどの先端技術が医療に与える影響についての議論が期待されています。
代表程の経歴
程 涛は、1982年に中国で生まれ、東京工業大学を卒業後、東京大学で学びました。彼はシリアルアントレプレナーとして複数の会社を設立しており、issinを2021年に創業しました。日常生活に溶け込むヘルスケア体験にこだわり、さまざまな製品を開発してきました。
書籍発表予定
更に、程は2025年11月21日に自身初の書籍「道具としてのアイデア」を出版予定です。彼の起業家としての経験や思考が詰まった一冊となるでしょう。
まとめ
issinは、テクノロジーを駆使して、家族全体をサポートするヘルスケア体験を提供し続けています。今後も「ウェリー」などのアプリでの健康さんぽを促進しつつ、需要に応じたサービスの充実を図るとしています。私たちの健康と幸福を、issinがどう進化させていくのか、今後の展開に注目です。