静岡・丸子で和紅茶づくり体験イベントレポート 2025年春の楽しみ

和紅茶づくり体験イベントレポート

2025年5月10日、静岡県丸子にて「和紅茶づくり体験」のイベントが開催され、多くの参加者が新しい日本の紅茶の魅力を体感しました。これは、毎回好評を博しているシリーズイベントの第四弾であり、参加者たちは製茶工程に挑戦し、手作りの和紅茶を学びました。

イベントの概要

「和紅茶を知って、つくって、味わう」をテーマに、静岡市丸子地区の『丸子紅茶』で行われたこの体験型イベントは、国産紅茶の発祥地とも言われる場所での貴重な経験を提供しました。

会場には、18名の参加者が集まり、賑やかな雰囲気の中で穏やかに進行しました。新芽の摘採や製茶の工程について学び、実践することで、茶葉の変化を体感することができました。

製茶の裏側を学ぶ

参加者はオリエンテーションを受けた後、まず工場見学に出かけました。講師は、Botanyteaや#3などで知られる秋林氏。特に「べにふうき」の一番茶を使い、製法について丁寧に説明しました。実際の茶葉を見ることで、萎凋工程や揉捻工程の重要性を理解できました。

新鮮な茶葉の生育状況や、萎凋による香りの変化を体験しながら、参加者たちは紅茶作りの魅力に触れました。お茶を揉む作業では、スタッフの指導を受けながら力加減を調整し、茶葉を撚る感覚を楽しみました。

手作り紅茶を堪能する

参加者たちは、自ら手で揉んだ茶葉を丁寧に乾燥させ、その過程で変化する紅茶の色を見守りました。手作りした紅茶は様々な特徴があり、香りや味の違いを楽しむことができました。

乾燥が完了した後、20種類以上のオリジナルの和紅茶が登場し、各自がブレンドしたものを飲み比べました。香りや渋みが異なる紅茶に驚いた参加者たちは、製造の楽しさを実感しました。

参加者の声

イベントを終えた参加者からは、嬉しい声が続出。「普段は紅茶を飲まない初心者でも楽しく体験できた」といった感想や、自分の手で淹れた紅茶の味わいに感激する声も聞かれました。

特に、「他の参加者と一緒に楽しめたのがよかった」「製造の工程だけでなく、紅茶の香りやフードペアリングにまで触れられたのが嬉しい」との声が印象的でした。参加者同士の交流も盛り上がり、良い雰囲気の中で有意義な一日が過ごせました。