新春を彩る下鴨茶寮の「おせち2026」
京都の伝統的な料亭、下鴨茶寮が創業170周年を記念して発表した「おせち2026」。2026年の新春を迎えるにあたり、全12種類の豪華なおせちが登場しました。この発表は、世界遺産である下鴨神社内の重要文化財「供御所」での特別なメディア向け発表会で行われ、料理長による特別懐石の振る舞いや新春の祈祷が行われました。
伝統と格式を受け継ぐ下鴨茶寮
下鴨茶寮は、1856年に創業し、以来160年にわたり京料理の魅力を届けてきました。下鴨神社の近くに位置し、神職や参拝者の食事を提供してきた歴史があります。現在、供御所は重要文化財として保存されており、その格式は今も続いています。このような伝統を背景に、おせちはただの料理ではなく、文化と歴史が詰まった日本の美しい食文化の象徴といえます。
「おせち2026」の全貌
「おせち2026」では、伝統の技法を活かしながら現代的なアプローチも取り入れた内容に仕上げています。中でも、合鴨鍋を添えた二段重は特に華やかで、干支の文字が書かれた貝型の陶器で仕上げられ、新年を祝う最適な一品です。また、ふぐのお雑煮重や、凍結酒と楽しむ酒肴のおせちなど、贈り物としても喜ばれる仕上がりとなっています。
料理長と主人の想い
特別な発表会では、下鴨茶寮の総料理長・本山直隆が美味しさの裏にある思いを語りました。「土産土法」という京料理の基本を守りつつ、現代バージョンのおせちとして家庭で楽しめるよう工夫を凝らしたといいます。また、主人の小山薫堂は京都の食文化の重要性を強調し、これからの未来へのビジョンを話しました。
購入情報
この「おせち2026」は下鴨茶寮の公式オンラインショップで予約可能です。家庭用はもちろん、大切な人への贈り物としても最適な豪華なおせちをぜひお楽しみください。心温まる新年のスタートに、伝統の味をぜひご自身で体験してみてください。
おせち2026の予約はこちら:
下鴨茶寮公式オンラインショップ
2025年の締めくくりとして、下鴨茶寮のおせちを卓上に載せて、新年を迎えましょう。