加齢を楽しむ新たな提案
近年、私たちの社会は超高齢化社会へと突入しています。その中で生まれる「加齢」に対するネガティブなイメージ、いわゆる「セルフエイジズム」は、多くの人々が無意識に抱いている問題です。この度、キューサイ株式会社は、創業60周年を迎えるにあたり、この課題に立ち向かうための『セルフエイジズム脱却プロジェクト』を発表しました。
セルフエイジズムとは?
加齢に対する思い込みや固定概念がどのように形成され、私たちの生活に影響を及ぼしているのか、という点に着目したこのプロジェクト。多くの人々が「年齢が上がると挑戦できることが減る」と感じてしまう傾向があることをデータが示しています。日本における平均寿命の増加を背景にしながらも、一般的には加齢をネガティブに捉える文化が根強いのです。そのため、キューサイはこの思い込みを打破し、加齢をポジティブに受け入れる社会の実現を目指しています。
プロジェクトの目的は?
このプロジェクトは、健康で豊かな人生を送るための意識改革を促進することを主な目的としています。人生100年時代において、私たちはただ生きるだけでなく、心豊かに生きることが求められています。年齢を理由に挑戦を諦めてしまうのではなく、年齢を重ねることで得られる経験や知識を活かして、新たなことにチャレンジすることこそが、ウェルエイジングの実現に繋がるのです。
国民調査『全国セルフエイジズム調査』
『セルフエイジズム脱却プロジェクト』の一環として、約9,000人を対象にした『全国セルフエイジズム調査』も行われます。この調査を通じて、世代ごとの加齢に対する意識や思い込みの実態を明らかにし、何が人々の意欲の低下を引き起こしているのかを探ります。
イベントも充実!スナック前向きの誕生
さらに、キューサイは「スナック前向き~年齢(とし)をとるってバッチグー~」というコンセプトの体験型イベントも企画しています。これは、心にスナックのママを持つという考えから生まれたもので、参加者が自分の悩みを受け止め、前向きに生きるためのサポートが得られる場所となります。自分の年齢に対するポジティブな捉え方を育むための新しい場が提供されます。
まとめ
加齢は必ずしもネガティブなものではありません。年齢を重ねることで培われる経験や知恵は、私たちの人生において宝物です。キューサイの新たなプロジェクトを通じて、皆さんも自分自身の年齢に前向きに向き合い、より豊かな人生を送るきっかけを見つけてみてはいかがでしょうか。加齢を楽しむための第一歩を、今ここから始めてみましょう。