STU48内海里音が岡山での特殊詐欺防止活動を展開
岡山県出身のSTU48内海里音特別防犯支援官は、岡山県警察が主催する「特殊詐欺等被害防止緊急対策会議」に出演し、特殊詐欺防止の重要性について語りました。この会議は、タレントや地域の人々に向けて、特殊詐欺の現状や対策を広める取り組みの一環です。
警察犬と共に詐欺防止の取り組みを強化
会議の初めには、岡山県出身の俳優オダギリジョー氏が監督を務める映画に登場する警察犬「オリバー」が、一日広報警察犬に任命されました。オリバーもその任務を全うし、詐欺被害の防止に貢献したいとの意気込みを表しました。
内海里音支援官が語る特殊詐欺の実態
第2部では内海支援官が登壇し、最新の特殊詐欺の手口や傾向について説明。若年層から中高年層まで幅広い年齢層が被害に遭っていることや、警察官を装ってLINEなどのビデオ通話を通じて詐欺を行う手口など、具体例を挙げて警鐘を鳴らしました。
「最近、詐欺電話は固定電話から携帯電話に変わってきており、国際電話が利用されるケースも増えています」と内海支援官。特に、国際電話の着信が多く、アプローチが巧妙になっています。彼女は「国際電話の着信を遮断することで、詐欺被害を未然に防げる」とアドバイスしました。
家族の絆を守るために、みんなで協力を
内海支援官は参加者に向けて、周囲の人々や家族にも詐欺防止の重要性を伝え、共に協力してほしいと強調。また、国際電話の利用を一時停止するための申し込みについても説明し、受け入れる必要がない電話番号については遮断を推奨しました。
オダギリジョー氏とのトークセッション
会議の最後には、オダギリジョー氏が内海支援官と共にトークセッションを行い、詐欺被害についての意見交換をしました。オダギリ氏は、「被害者は『自分は騙されない』と思い込むことが多い。被害の影響は金銭だけでなく、家族や周囲との関係にも影響を及ぼす」と指摘し、被害者の実例を挙げました。彼は、故郷岡山で同様のトラブルが減ることを願い、今後も詐欺防止に向けた活動を続ける重要性を訴えました。
今後も内海里音特別防犯支援官は、地域の特殊詐欺被害を防ぐため、引き続き活動を展開していく予定です。地元の皆さんも是非、詐欺防止に向けた協力をお願いいたします。