西和賀町の魅力を彩る高校生発のオリジナル弁当
岩手県の西和賀町にある西和賀高校。そこに通う生徒たちが地域の特産品を活かし、オリジナルの弁当を開発するプロジェクトに取り組みました。この取り組みは、探究型学習プログラムの一環として行われたもので、地域の魅力を発信することを目的としています。
プロジェクトの背景と目的
このプロジェクトは、西和賀町で開催される冬のイベント「雪あかり in にしわが」をPRするために始まりました。高校2年生の生徒4名が中心となり、豊かな地域資源を再発見し、さらに地域の大人たちと協力して、実践的な学びの場を作り出しています。彼らは、地域の食文化を体験しながら、地元食材を使ったメニューを考案しました。
開発されたオリジナル弁当「はらっちぇ弁当」
生徒たちが考案したお弁当の名前は「はらっちぇ弁当」。西和賀の方言で「おなかいっぱい」を意味するこの名前には、地域の幸を感じながら食べる楽しさが込められています。お弁当のコンセプトは「Made in 西和賀〜雪の幸(さち)の宝箱〜」。見た目も楽しい格子状に仕上げられ、地元食材と郷土料理のストーリーが融合した心温まる一品です。
こだわりのメニュー構成
この「はらっちぇ弁当」には9種類の豊富なメニューが含まれています。中でも、地元産のブラウンスイス牛を使ったハンバーグや、珍いいわての源助ゆばを使った焼売は特におすすめです。また、西わらびを使った卵焼きや、おからサラダなど、地元の食材をふんだんに活かした料理が並びます。さらに、大粒のわらび餅を使ったミルクプリンも、食後の楽しみを提供してくれます。
販売の詳細
このお弁当は、北上市の江釣子ショッピングセンターのPALにて、2026年1月10日(土)に販売されます。販売は午前10時からで、限定100個の販売です。お弁当は1,620円(税込)で、温かみのある家庭的な味を大切にした商品となっています。当日は生徒たちも販売を手伝い、地域の人々との交流を図る予定です。
さまざまな協力を得て
本プロジェクトは西和賀商工会女性部や江釣子屋のサポートを受けながら実施されています。本業者との密なやり取りを通じて、生徒たちは食材の選び方や調理法、販売の工夫を学ぶことができました。このような実践的な学びは、未来の地域づくりに対する意識を高めることにも繋がります。
地域イベント「雪あかり in にしわが」
西和賀町の冬の風物詩である「雪あかり in にしわが」は、毎年2月に開催されるイベントで、幻想的なあかりを灯し、雪に包まれた町を照らします。2026年も多くの観光客が訪れ、地域の賑わいが期待されている中、生徒たちの弁当はそのPRとしても重要な役割を果たします。
最後に
この試みは、地域の未来を担う若い世代と地域の大人たちが一緒に手を携え、新しい形で地域を盛り上げていく可能性を感じさせるものです。「はらっちぇ弁当」を通じて、また地方の魅力を体験し、新たな発見をする機会を提供することが期待されます。ぜひ、この機会に地域食材の魅力を感じながら、西和賀町の冬の風情を体験してみてはいかがでしょうか。