スペインのサラマンカで撮影されたイベリコハム新動画に迫る
2024年12月17日、スペインの歴史的な街サラマンカにて、日本市場向けに新作動画の撮影が行われました。こちらの映像は、イベリコハムの魅力を伝えるための「イベリコ・センスを呼び覚ませ!」プロジェクトの一環として、ヨーロッパ産のイベリコハムを広めることが目的です。動画には、CIRPASシェフの吉田能、アーティストの野原邦彦、フードアーティストの諏訪綾子という3名のアンバサダーが登場し、各テーマに基づいてイベリコハムの特性を映像で表現しています。
魅力あふれる動画内容
この動画では、「文化」、「味覚」、「自然」、「サステナビリティ」、「時間」、「唯一無二」、「芸術」の7つのテーマを通じてイベリコハムの多面的な魅力を探求しています。撮影初日には、マヨール広場やサラマンカ大学などの美しい背景を利用し、「文化」と「味覚」についてのシーンが撮影されました。
吉田は、「イベリコハムはヨーロッパの食文化の真髄」というテーマのもと、サラマンカ大学や中庭などでその文化的背景を表現しました。諏訪は「信じられない味わいの広がり」をテーマに、地元の市場や専門店でイベリコハムの豊かさを視覚的に伝えました。
自然とサステナビリティの重要性
翌日には、ヨーロッパ最古のエコロジーであるデヘサを舞台に、「自然」と「サステナビリティ」について撮影が行われました。吉田はデヘサの広大な自然とイベリコ豚との触れ合いを描き、「世界で一つだけの特別な存在」を表現しています。また、野原は自然との共生の大切さを強調しました。
生ハムの魅力を伝える撮影
収録の最後は生ハムの乾燥室での撮影となり、「唯一無二」、「時間」、「芸術」をテーマにしたシーンが展開されました。諏訪は生ハムの個性を強調し、吉田は熟成の重要性を訴え、野原はカッティングの技術を映し出しました。
言葉の壁を乗り越えて
撮影を通じて最も難しかったのは、アンバサダーたちが日常的に使わない言語でセリフを表現することでした。スペイン語のセリフを日本語に通訳しながら、適切な日本語での表現を模索しました。
プロジェクトの意義
このプロジェクトについて監督のルイス・レブラートは「イベリコハムはヨーロッパと日本をつなぐ架け橋であり、その魅力を最大限に表現することを目指した」と述べています。また、プロデューサーも「イベリコハムの多面的な魅力をアートとして表現する挑戦ができた」とのメッセージを寄せています。
日本市場向けのキャンペーン
ASICIは目下、グローバルキャンペーンを展開しており、日本においては2024年10月から初のキャンペーンが開始されます。今回の撮影は日本キャンペーンの第一歩として位置づけられ、今後の展開に期待が寄せられています。さまざまな視点からイベリコハムの魅力を奏でるこの動画が、日本の視聴者にどのような影響を与えるのか、楽しみですね。