歴史と音楽が交差する特別な一夜、ジャズ喫茶『ちぐさ』体験
横浜の音楽シーンを牽引してきた日本最古のジャズ喫茶『ちぐさ』。1933年の創業以来、数々の音楽家たちに愛され、今日までその伝統を受け継いでいます。この度、みどりアートパークにて、その『ちぐさ』を基盤とした特別講座が開催されることになりました。
日本最古のジャズ喫茶『ちぐさ』の歴史
『ちぐさ』は、横浜・野毛にて開業され、当時ジャズの文化を支える重要な場として機能していました。若き日のアーティストたち、例えば秋吉敏子や渡辺貞夫、日野皓正などがここで耳を肥やし、米国直輸入のレコードでジャズを学んでいました。しかし、『ちぐさ』は戦争や地域開発によって幾度も苦境に立たされながらも、今なおその姿を保っています。
この講座では、ジャズ喫茶が持つ歴史的な意味を再確認し、音楽が時代を超えて人々を繋ぐ力を感じることができる貴重な機会です。
ハイエンドオーディオで聴くジャズの名盤
横浜市青葉区に本社を構えるアキュフェーズ株式会社が提供するハイエンドオーディオを使用し、『ちぐさ』所蔵のレコードコレクションをお楽しみいただけます。最新の音響機器がもたらす、クリアで豊かなサウンドは、レコードに込められた音楽の深さや情熱を一層引き立てます。ジャズファンはもちろん、レコード愛好者や音響マニアにとっても、心に残る体験となることでしょう。
講師による特別な音楽解説
今回の講座では、横浜ジャズ協会の理事である大伴公一氏が講師となり、参加者に向けてジャズの歴史や横浜における音楽シーンについての解説を行います。また、レコードの背景にあるエピソードや、希少な資料にまつわる話も展開される予定です。これにより、ただ音楽を聴くだけではなく、音楽が持つストーリーに触れることで、参加者はより深くその魅力を知ることができるでしょう。
交流の場としての楽しみも
講座終了後には、同好の士との音楽談義が盛り上がること必至です。また、会場では『ちぐさ』に関連するグッズの販売や、ジャケットのレプリカ展示も行われています。美味しいコーヒーを片手に、豊かなひとときをお楽しみいただけます。ぜひ、この機会に未来へと繋がる音楽の文化を共に探求してみませんか?
イベント詳細
- - 日程: 2025年5月25日(日)18:30開演(開場18:15) 20:00終演予定
- - 会場: 横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク ホールホワイエ
- - 参加費: 1000円(未就学児入場不可)
- - 定員: 30名(先着順)
- - 申込方法: 来館、電話、郵送、Eメールで申し込み(1回のお申込みにつき4名まで)
特別講座への参加を通じて、ジャズの魅力に触れ、また素敵な仲間たちとの交流の場を楽しんでみてはいかがでしょうか。思い出に残る特別な音楽体験が待っています。