横浜発・バニラビーンズのみなとみらい本店が新しい試みを始めました
横浜を拠点にしたクラフトチョコレート専門店「VANILLABEANS(バニラビーンズ)」が、2025年3月20日(木)より、みなとみらい本店で店舗限定のカフェメニュー「バニラビーンズ ソフトクリーム」の販売を再開します。この再開に合わせて、環境に配慮した食べられるスプーン、通称「サステナブルスプーン」の導入も発表しました。
ソフトクリームと新しいスプーン
自社で製造するチョコレートの副産物、ココアパウダーを使用して作られたこのスプーンは、見た目はクッキーのようで、ほんのりカカオの風味が感じられます。従来の使い捨てスプーンに代わるこの新アイテムは、後片付けの手間を省き、環境への負担を軽減するという非常に効果的な取り組みです。
バニラビーンズの「バニラビーンズ ソフトクリーム」は自家製のチョコレートとココアパウダーを使用した極上の一品。トッピングには、異なる産地から厳選された板チョコレートが使われ、チョコ好きにはたまらない濃厚なカカオの香りと、なめらかな口溶けを楽しむことができます。価格は748円(税込)。ただし、冬季期間(1月中旬から3月中旬)は販売を休止していますので、その点はご注意ください。
バニラビーンズのサステナビリティへの取り組み
VANILLABEANSは「チョコレートで、つながろう。」というブランドメッセージのもと、カカオの原産国、消費者、製造者の皆が笑顔になれる仕組み作りを目指しています。そこで、フードロスや食品廃棄物を減らすための新たな工夫が今回のサステナブルスプーン導入になりました。さらに、同社は「PACOON(パクーン)」という製造業者とも協力し、環境に優しいスプーンの実現に成功しています。
加えて、バニラビーンズではカカオハスクを利用した製品も開発しており、「カカオハスクのお香」や「カカオハスクの森のタンブラー」など、廃棄物をサステナブルな形で再利用する努力を重ねています。カカオハスクはチョコレートの原料となるカカオ豆の外皮で、今後も多様な商品展開を通じてこの副産物の価値を高めていく所存です。
店舗情報
みなとみらい本店は2014年にオープンし、日本で初めてBean to bar(ビーントゥバー)チョコレートを導入した店舗です。店内には自社工房も併設され、焙煎されたカカオの香りが漂います。お客様は工房の様子を見学しながら、出来立てのデザートやドリンクを味わうことができます。
- - 店舗名: バニラビーンズ みなとみらい本店
- - 住所: 神奈川県横浜市中区海岸通5-25-2 シャレール海岸通1階
- - 電話番号: 045-319-4861
- - 営業時間: 11:00~19:00(カフェのラストオーダーは18:00)、水曜日は定休
VANILLABEANSは持続可能なチョコレート作りに努め、フェアトレード認証を取得し、エクアドル共和国でのカカオ植樹や栽培支援など、世界中の課題解決に向けた数々のプロジェクトにも取り組んでいます。このように、環境や人々に優しいサステナブルな製品づくりを進めるVANILLABEANSから目が離せません。今後の展開に期待しましょう。