カンロが米国法人設立
2025-04-25 14:02:54

カンロ、グローバル展開を加速するため米国法人設立へ

カンロ、米国現地法人「Kanro America Inc.」設立へ



カンロ株式会社は、2025年までに米国に現地法人「Kanro America Inc.」を設立することを発表しました。この取り組みは、同社が掲げる中期経営計画「2030」に基づいたグローバル展開の一環として進められています。

グローバル事業の拡大



カンロは、日本におけるグミ市場でトップのブランドである「ピュレグミ」の輸出を進めることで、アメリカ市場への進出を果たします。米国は大きなグミ市場を有しており、そこでのビジネスチャンスを活かし、新たな収益源を早期に確保したいと考えています。現地法人の設立により、カンロは自主的な営業活動やマーケティングを展開し、2030年までに海外売上比率を大幅に引き上げる計画です。

展示会への出展が鍵に



2025年6月、ニューヨークで開催される「Summer Fancy Food Show 2025」への出展も予定されています。この展示会は米国東海岸の高級食品見本市として広く認知されており、カンロはこの機会を活用し、ピュレグミ商品の商談を推進します。1月にも開催される「Winter Fancy Food Show 2025」ではすでに出展が決まっており、米国市場への販路拡大に向けた重点的な活動が行われます。

展示会詳細


  • - 会期: 2025年6月29日~7月1日
  • - 会場: The Jacob K. Javits Convention Center, ニューヨーク

カンロ株式会社の歴史とビジョン



カンロ株式会社は1912年に創業された老舗の菓子メーカーです。主力商品には、カンロ飴や健康を意識した「健康のど飴」、さらには大人向けのグミ製品として人気の「金のミルク」や「ピュレグミ」があります。これらの商品は、多くの消費者に愛される存在となっており、それぞれのカテゴリーでリーダーシップを取っています。

2025年2月には「中期経営計画2030」が策定。この計画と共に新しい企業のビジョン「Kanro Vision 2.0」が設定されました。このビジョンは「Sweetな瞬間を創り続けることで人々と社会に笑顔を。」という企業パーパスのもと、持続的な成長を求める目標を見据えたものです。

持続可能な未来に向けて



同社は、国内外のグミ事業の成長を追求するのみならず、社会課題の解決にも貢献していくことを目指しています。「Sweeten the Future - 心がひとつぶ、大きくなる。」というパーパスのもと、カンロは糖の力を最大限に引き出すことで、社会的価値の創造にも取り組む姿勢を見せています。

まとめ



カンロの米国進出により、世界的に愛されるブランドへと成長する可能性が高まります。新たな市場での成功を果たすためにも、今後の展開から目が離せません。これからますます期待されるカンロの活動に、ぜひ注目していきましょう。


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