大阪の人気パン屋『ぱんのいえ』が成し遂げた快挙
大阪府柏原市を拠点とし、8店舗を展開する株式会社ぱんのいえ。創業からの定番商品であるミニクロワッサンが、昨年11月のパッケージリニューアルを経て、わずか4か月で販売数が20万個を突破しました。この成功の裏には、商品と顧客の声をしっかりと捉えた取り組みがありました。
リニューアルの背景
ぱんのいえのミニクロワッサンは、1979年から多くのファンに愛され続けてきました。しかし、従来の袋では「持ち運びが不便」や「見た目がちょっと気になる」という声が寄せられていました。そこで、もっと親しみやすく、渡しやすい商品の提供を目指し、リニューアルを決断しました。新しい袋には、持ち手とジッパーを付けたデザインが採用され、お土産や差し入れにも最適な形になりました。
デザインに込めた思い
新パッケージは、公式キャラクター「ぱんと君」を大きくあしらったデザインで、見た目にも楽しい印象を与えます。このデザイン変更は、ただ見た目を良くするためではなく、子供たちが楽しく袋を持ち帰れるよう、「買い物体験」をより良くするためのものでした。デザイン担当者は、「お客様にとって楽しい買い物体験を提供できたと実感でき、安心しました」と語ります。このような工夫により、販売開始直後から口コミが広まり、次第に売上が伸びていきました。
失敗から学び、成長を続ける
ぱんのいえは、ただ販売数を追うのではなく、顧客の声を真摯に受け止め、商品を進化させています。ミニクロワッサンはその象徴。今後も、時代の流れに合わせながら、顧客のニーズの変化に対応した商品を提供し続ける意向を示しています。
まとめ
ぱんのいえのミニクロワッサンがわずか4か月で20万個を突破したのは、ただの偶然ではなく、顧客の声に応じたリニューアルと、デザインへの真剣な取り組みの成果です。これからの展開にも、ぜひ注目していきたいですね。