及川栞選手、スペインリーグへ移籍決定
2025年シーズンに向け、東京ヴェルディホッケーチームの及川栞選手がスペインの「División de Honor Femenina A(Liga Iberdrola)」に参戦するUnion Deportiva Taburienteと契約を結びました。この移籍は、彼女のキャリアにおいて重要な一歩となります。
新たな舞台での挑戦
及川選手は、移籍を決意した理由として、パリ五輪を通じて日本が世界で勝つためには、自らが再び国際舞台での経験を積む必要があると感じたことを語っています。彼女は「素晴らしい機会をいただき、心から感謝しております。新たな地での挑戦に向け、応援よろしくお願いいたします」とコメントしています。このような前向きな姿勢は、若手選手たちにとっても大きな刺激となることでしょう。
スペインリーグの特徴
「División de Honor Femenina A」はスペイン女子フィールドホッケーの最高峰リーグであり、各国の才能ある選手たちが集まります。及川選手の加入は、リーグのレベルをさらに引き上げ、競争を促すことが期待されています。活動期間は、2025年9月から11月までの前半シーズン、そして2026年の3月から5月までの後半シーズンに及ぶ予定です。
及川選手のキャリアと実績
まず、及川選手のプロフィールを振り返りましょう。彼女は1989年3月12日生まれ、岩手県岩手町の出身です。天理大学を卒業後、いくつかのチームで活躍し、オランダやオーストラリアでの海外経験も豊富です。主な戦績には、アジア大会での優勝や東京五輪日本代表としての活躍があり、その技術と経験はリーダーとしての資質を高めています。
移籍の背景
及川選手は、海外移籍が3か国目となります。ホッケー界のグローバル化が進む中で、彼女が挑戦を選んだことは、他の選手たちにも新しい道を切り開く勇気を与えるでしょう。東京ヴェルディも、彼女の新たな挑戦を尊重し、契約を解除することとなりました。クラブと選手双方が納得のいく形を取ったことが、この移籍の特徴です。
今後の展望
及川選手は、新しいチームで若い世代の選手たちへのコーチングにも取り組む予定です。これにより自身の成長と同時にチーム全体のレベルアップにも貢献することが期待されます。彼女が持つ素晴らしいリーダーシップは、今後の大会での日本ホッケー界の成長に大きく寄与することでしょう。
まとめ
及川栞選手のスペインリーグ移籍は、彼女自身のキャリアにおいても、日本ホッケー界においても重要な出来事と言えます。新しい環境での挑戦が、彼女の更なる成長につながることを心から期待し、応援していきたいと思います。さらなる活躍を楽しみにしています!