小山進の挑戦
2025-11-04 13:41:06

味覚の錬金術師、ショコラティエ小山進の新たな挑戦と栄光

ショコラティエ小山進が見せる新たな美味しさの世界



日本が誇るショコラティエ、小山進氏が再びその味覚で世界を魅了しました。彼がC.C.C.(クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ)で12度目のゴールドタブレットを獲得し、自身の記録を塗り替えたのです。今回の受賞作品「SUSUMU KOYAMA'S CHOCOLOGY 2024」は、テーマが「浮遊空間es」であり、まるで懐かしい記憶に触れるかのような一口を提供しています。

転生する味覚



小山氏が生み出すボンボンショコラは、特定のテーマに基づいて展開されることが多く、今回も例外ではありません。生まれる前、母の胎内に包まれた「浮遊空間」をテーマに、その独自の感覚をショコラで表現しています。素材が自由自在に漂う感覚を演出するために、繊細なマリアージュが施されており、全ての味わいがバランスよく調和しています。

特に印象的なのが、野菊やカバランの豊かなフレーバーが絶妙に組み合わされている「芳香小野菊&カバラン+温州みかん」。その美しさと複雑さに、多くの審査員から称賛が寄せられました。また、ラムやパイナップルの豊かな味わいで支えられた「ルイボスティー&ラム+パイナップル」も、香りのバランスが見事です。

続く「阿里山烏龍茶+カバラン&胡桃プラリネ」は、ナッツの香ばしさが何とも言えない食感を生み出し、また「パッシージャ・チレデオアハカ&燻製パプリカ+マンゴー」は、スパイスとフルーツの絶妙なバランスが楽しめます。このような作品の数々は、どれも記憶に残る素晴らしい体験を約束します。

特別な食べ方



そのショコラを楽しむための独自のルールも存在します。まずはNo.1からNo.4の順番を守り、それぞれを少しずつカット。食べた後、余韻を楽しみながら次の一口へと進むという流れです。その過程を経ることで、味わいの変化をしっかりと感じ取ることができ、より深い体験が得られます。

未来の展望



更にこの小山進氏、今後2025年の新作「CHOCOLOGY 2025」を発表予定です。こちらはパリの香水ブランド、INDULT PARISにインスパイアされたショコラであり、香りと味わいの見事なハーモニーが期待されていることでしょう。来年度のC.C.C.にも出品が決まっており、その成果が楽しみです。

エスコヤマの魅力



小山進氏は1964年に京都で生まれ、2003年に兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」をオープンしました。その後、数々の受賞歴を持ち、ショコラだけでなくペイストリーや創作活動にも幅を広げています。著書には絵本や菓子作りをテーマにした本などがあり、彼のクリエイティビティに感銘を受けるファンも多いです。

エスコヤマでは様々なスイーツを手がけ、五感で楽しめる空間を提供しています。広大な敷地には専門店や教室があり、四季折々の景色とともに美味しさを体感できる場となっています。

ショコラに込められた小山進氏の情熱は、今後も多くの人々を笑顔にすることでしょう。


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